更年期とアロマセラピー 〜美しい笑顔でいるために〜

疲れたときはアロマで足浴!血流を促してすっきり、入眠促進効果も。

だんだんと暑くなってムシムシしてくる季節が目の前。抗菌グッズや制汗スプレーはあるものの、ストッキングで長い時間の靴はつらい時期になります。またサンダルも多くなって、汗は逃せるものの、むき出しなので靴下のように足を保護してくれるものはありません。

 

この季節以降は、足は不快な思いをすることがとっても増えます。でもお聞きになったことはないですか、足は第二の心臓って?ちなみに前々回のテーマだった腸は第二の脳とも言われています。

 

心臓からもっとも離れた足ですが、ここからまた静脈をとおって心臓に血液が戻っていきます。ここに力がなければ、うっ血したりむくんだり、全身にも影響するのも当然ですよね。

そこで、今回は働き者の足へのケアのご提案です。

たとえばすごく疲れて帰宅して、もうお風呂にも入りたくないわ、というときはありませんか?洗顔や歯磨きだけなんとかすませて、エイッと寝てしまう前に足(ヒザから下)だけでも石鹸をつけて洗ってあげると寝つきがとてもいいですよ。普通にケアできるときは、精油を入れたフットバスに入って暗い色のタオルで目を覆ってあげ、ゆったりとソファに腰かけて10分ほど休んでみるのがおすすめです。

 

お好きな香りの精油を入れていただくので、香りがフットバスから漂います。前のコラムですでにお読みの方もいると思いますが、香りの情報は、自律神経もコントロールする視床下部にとどきます。自律神経では呼吸や体温など、生命をコントロールしますし、ホルモンも視床下部(とその下にある部分=下垂体)が司令塔です。

 

汚れの多い足を清潔にすると真菌(いわゆる水虫)の予防にもなりますし、血流を促し、ひいては全身への血液循環もよくします。この時季にフットバスは「汗をかきそうでいや」と思われるかもしれませんが、汗をかくまで入らなくてもいいので、狭いところに常に押し込められている足に敬意を払ってケアをしてあげてみてください。たとえ汗をかいたとしても、それは老廃物も出て行っているので悪いことはありません。ただ、ほてりがひどくなったり、ドキドキしたり気分が悪くなるようなら、すぐにおやめくださいね。

 

サンダルを履くことが増え、かかとや爪の美しさが目立つ時季ですので、フットバス後は念入りにローションオイルで保湿してあげましょう!暑い時期にベタベタするのはいや、という方はそのあとタルカムパウダー、なければコーンスターチに精油を1、2滴まぜて塗布してみては。さらさらで、ほんのりといい香りです。

 

寝る前に足の指を本回してあげるのもいいですね!

 

◆ ◇Bonjour50おススメレシピ◇◆

 

Aromatic Foot Care Recipe


「フットバス+保湿+パウダー」

 

フットバス・・・ 大き目の洗面器にお湯を張り、1〜3滴お好きな精油を入れる

保湿・・・ グレープシード(オイルのなかでもかなりさっぱり目)オイル

パウダー・・・コーンスターチを大さじ半分、精油を

 

香りはすずやかなものならペパーミント、ティトリー、レモン、ラベンダーなど。

あえて抗菌ならば、ティトリー、ゼラニウム、などをプラスしてもよいでしょう。

 

 

2012.6.15

Attention

天然100%以外の精油はおススメしません。100円ショップなどのアロマオイルはまったく異なるもので、期待される効果や作用は得られませんのでご注意を。

必ず精油は希釈して使ってください。だいたい2%の濃度です。

(10mlの植物油に4滴相当)

同じ精油をからだに連続して2週間使い続けるのは避けましょう。

使い方を誤ると思わぬ皮膚トラブルや体調に影響します。

 

ご質問はいつでもお気軽にしてください。 info@kiyoudo.com