Le.12:50代女性よ、夏バテにご用心!ライムのアロマでひんやりいやして。

猛烈な暑さが、処暑をだいぶ過ぎても続いています。冷房でからだを冷やしてしまい、体調はさらに崩れやすくなっていませんか。猛暑、室内外の温度差で体温調節をつかさどる自律神経が疲れていたり、食欲が極端に落ちることもありますね、いわゆる夏バテです。

夏の疲れは秋口になってどっとでてきたりしますから、出てきた疲れやだるさを最小限に抑えるためにも今のうちにある程度の対処は必要かもしれません。

 

暑さからくるほてり、消耗には、やはり「冷やす」ことも大切。ぐっすり眠るのがいちばんの薬になると思いますが、ちょっとひととき、よい香りの冷たいタオルで頭を冷やすのも一手です。精油(エッセンシャルオイル)のなかには、「冷却作用」をもつものがあります。とくにすぐれているのはライム。ペパーミントやレモンも清澄作用、すっきりとさせる作用があるので同時に使えると思います。

柑橘系の精油は消化を助ける働きがあり、食欲のない夏バテ状態にも合っています。さらに気分が落ち込んでいるときや、不安に襲われたりするとき、柑橘系の精油は心をやさしくリフレッシュしてくれるのです。

 

これは冬場や凝っているところにする温湿布と逆で、ほてりを鎮めるための冷湿布。水に濡らしたフェイスタオルをほどよく湿っているくらいにしぼり、ラップに包むか、ポリ袋に入れて冷蔵庫で時間ほど冷やします。冷凍庫だと10分(気温によっても違います)ほど。それを取り出してタオルをおでこにのるサイズにたたみ、直接精油をたらします。ライム滴+ペパーミント1滴の割合くらい、お好みで結構です。(くれぐれもたらした精油が肌に直接触れないようご注意ください。)おでこ、目をかくしてもいいかもしれませんね。ただ疲れ目を気にしている方は、目を温めることも大事ですので、目の冷やしすぎには気をつけましょう。

 

香りがあまりしない場合は、精油を自分が心地よいと感じるくらいの滴数をタオルに垂らしてもよいと思います。タオルの色も少し気を使って、清涼感のある色目でもいいかもしれません。ホワイト、グリーンやブルー系など、スッキリサッパリのイメージを合わせるとリフレッシュ気分もUP! お試しください♪

 

※ライムは柑橘系なので、精油が肌についてしまって日光にあたると火ぶくれのようになってしまう光感作の作用がありますので、気をつけてください。ライムにも水蒸気で蒸留したものは通常の圧搾から得た精油よりも皮膚刺激としては弱いといわれています。

 

2012.9.3

Attention

天然100%以外の精油はおススメしません。100円ショップなどのアロマオイルはまったく異なるもので、期待される効果や作用は得られませんのでご注意を。

必ず精油は希釈して使ってください。だいたい2%の濃度です。

(10mlの植物油に4滴相当)

同じ精油をからだに連続して2週間使い続けるのは避けましょう。

使い方を誤ると思わぬ皮膚トラブルや体調に影響します。

 

ご質問はいつでもお気軽にしてください。 info@kiyoudo.com