Lesson 8: 春のコサージュ

皆さまこんにちは。寒い日が続いていますが、如何お過ごしですか? さて、今月はこれからのシーズン、何かと出番が予想されるコサージュをご紹介させて頂きたいと思います。今回の花材は生花です。生花のコサージュを胸にお式に臨んだり、お出掛けしたり、ちょっとお洒落してみてはいかがでしょう?

まずはお気に入りの花材をお花屋さんで見つけて下さい。今回は春らしく可愛い「季節のお花」をセレクトしてみました。


左から・・・アリアムコワニー、二ゲラ、スプレー薔薇スプラッシュセンセーション、アネモネです。

買ってきた花たちは、茎を斜めにカットして、ラッピングしたままお水に2時間ほど付けて水揚げをします。

 

水揚げが終わったら、茎を2cmくらいにカットしてクロスピアスメソッドでワイヤリングします。

 

ステムティッシュ(コットンでもOK)を細かく切って水で浸し、ワイヤリングの上から茎に巻き保水をします。(「コットン当て」と言う)

 

アネモネとアリアムコワニーは、#26のワイヤーの先端をフックのように曲げ、花の上から茎に貫通させます。

 

花の上にフック部分が見えなくなるまで、そっとワイヤーを下に引きおろします。

 

二ゲラはツイスティングメソッドでワイヤリングします。

 

薔薇の葉もツイスティングメソッドでワイヤリングし、全ての花材にコットン当てをしてフローラルテープを巻きます。リボンも作ってワイヤリング、テーピングしておきます。(リボンはコットン当て不要)

 

次に花材の中からメインになる花を一つ選び、茎を120度くらいに傾け、他の花材と組み合わせていきます。フォーカルポイント(F.P.と言う・・・茎が一点に集まる場所)をしっかりと指で押さえながら組んでいきます。

組みあがったらF.Pをフローラルテープで固定し(矢印部分)、茎全体にテープを巻きおろします。

 

束ねた茎のすべての面に両面テープを付け、その上からリボンを這わせます。リボンは図のように片方を長めに残しておきます。

下側のリボンを三角に折り返し・・・

 

上へくるくると巻き上げ、先ほど残しておいたリボンと結び合わせて完成です。

そして完成です♪いかがでしょうか? やはり生花はいいですね。

 

時々、霧吹きで水をかけてあげるとお花が喜びます。


春のお出かけに・・・セレモニーに・・・。貴女様も是非素敵なコサージュを創ってみて下さいませ。生花の香りと感触に癒されますよ♪

 

お花でアンチエイジングでした。

 

 

 

 

 

2012.2.10