UV対策グッズが進化!紫外線カットの折り畳み式大判日傘がでた

年々暑くなる一方の日本の夏。

少しでも涼しく過ごせないものか?と考えるのは勿論だが、加齢とともにリスクの上がる紫外線によるダメージから肌をまもるために、ほんの少しの紫外線でも防ごうと私は努力している。私と同じような思いの人が多いとみえ、市販されているUV対策グッズの機能性も、年々進化しているようだ。

夏のはじめに日傘売り場を見に行った。日傘は1本持っているが、じつは昨年この日傘を電車内に置き忘れてしまった。数週間前にも、折りたたみ式の日傘を駅のベンチに置き忘れ、急いでいたので取りには戻らなかった。1本しか持っていない日傘だ。

次の日の朝の日射しを考えると、居ても立ってもいられず、保管しているという駅まで取りに行った。

夏の終わりの頃だったので、閉店間際のスーパーへ駆け込んで、売れ残りの日傘を買う気にもならなかったのだ。しかし、見知らぬ駅までの道のりは想像以上に遠かった。

そんな苦い経験を踏まえ、夏のはじめのうちに去年より進化した日傘を1、2本購入しておきたかったのだ。

日傘のUVカット率の表示が、去年までは90%以上となっているものもけっこうあったのだが、今年はほとんど99%以上になっている。99%以上とは、限りなく100%に近いということである。その日傘をさしていれば、ほぼ完璧に日射しから肌をまもれるという安心感は嬉しいではないか。

既に持っているのは、56cmの少しだけ大判の長傘タイプのものなのだが、もっと大判のものが欲しいと去年から思っていた。ただ大判の日傘は、持ち歩きの際に邪魔になるのが難点だった。

注意して見ていくと、大判の日傘の中に「開くと大判ショート丈」と書かれた柄が伸縮するものがあった。

これぞ、私が探し求めていた日傘だ!

開いている時は普通の日傘にしてはかなり大判の60㎝の傘なのに、閉じてシュッと柄を縮めると全長56㎝の短さになる。折りたたみ傘の、骨を折る前の柄だけを縮めたときのような、傘の上下が縮んだ形になるのだ。

一昔前の、日傘にはあったタイプだが、大判の傘に組み込んでくれたおかげで、小脇に抱えたり、バッグにほうり込んでおける。傘の形もお椀形と普通の浅い形の2種類があり、頭部にすっぽりと影を作ることができるお椀型を私は選んだ。

使ってみて嬉しいことに、普通の日傘は上半身の日射しを避けるのがやっとなのに対して、この日傘なら膝の辺りまで日射しを遮ることができ、パンツを履いた膝の辺りに、じっとりと汗をかく不快感から救ってくれるのだ。

そして思いのほか便利だったのが、晴雨兼用の機能性が本当にある傘だということだ。

日傘はどれも晴雨兼用となってはいるが、小さすぎて最近のような、激しいにわか雨には対応できない。しかしこの大判の日傘なら、雨傘に少しも劣ることなく、雨をしのいでくれるのだ。

更にうれしいことにとても軽い。一日中強い日射しの照りつける日は勿論、夕方から激しい豪雨になりそうな日も、この日傘を1本持っていれば鬼に金棒だ。

今年の夏は、「開くと大判ショート丈」の日傘が手放せません!

 

 

2014.7.11