サラダづくりの必需品!

昨夜ラジオを聴いていると三十代の男性が「一番好きなサラダはポテトサラダ!」といった。私も「そうだ!」と呟いたのだが、もう一人の男性が「ポテトサラダはレタスが入っていないから、サラダというのは腑に落ちない!」といい出した。

 

非常に平べったい解釈ではあるが「サラダにはレタスが入るべき」との考え方も一理あるかもしれない。例えば、私の好きなサラダ太巻にはレタスが必ず入っている。他の具材はお店によって変化するし、マヨネーズも使っていたり、いなかったりだが、レタスだけは欠かさず入っている。レタス、イコール、サラダだからこそ「サラダ太巻」のネイミングなのだ。

水きり器

そんな、サラダに必要不可欠な、人気もののレタスをパリパリに仕上げるには、なんといっても水切りがだいじ! 四年前にイケアでムチャクチャ安値の「野菜の水切り器」を見つけた。値段は忘れてしまったが、すぐに壊れてしまっても惜しくないほどの安値だった。その「野菜の水切り器」がいまだに、わがキッチンでなんの遜色もなく活躍している。形が限りなくシンプルで、色が真っ白なのがいい。形も色も一切の主張がなく、それが美しくまとまっている。

 

私がこの手の道具に求める、簡便さと価格の安さで、もう一つおすすめしたいのは、ピーラーを進化させた「細切りピーラー」だ。これは、つい最近近所の雑貨屋で126円で売っていて衝動買いした。以前、友人にピーラーでリボンのようにスルスルとにんじんを削って作るサラダを教わった。これはかなり美味しくて、にんじん一本をペロリと食べられる。しかし、玉ねぎスライスなどの他の野菜と合わせるには、ちょっと太すぎる。そんなときに、この「細切りピーラー」でシュルシュルとにんじんを削ると、あっという間に、にんじんの細切りができ、他の野菜とうまく混ざってドレッシングの絡みもよく、美味しいにんじんサラダができあがる。家に遊びに来た友人にその話をしたら「私も欲しい!」と買って帰った。包丁の達人の彼女がいうには、にんじんサラダのにんじんは包丁で切るよりも、ピーラーで削ったほうが、しんなりしておいしいそうだ。そういえば、ピーラーで削ったにんじんは切り口がざらざらしているせいか、味のなじみもいい。

 

そしてもう一つ、私のサラダづくりに欠かせないモノ。それは、刃がセラミック製の「セラミックスライサー」だ。以前仕事で、大量の野菜をスライスするのに、セラミック製のスライサーを使ったことがあり、何回使っても変わらない刃の切れ味に信頼感を持ったのだ。今回は家庭用なので、簡便で収納性の良いモノをじっくりと探した。結局、以前住んでいた街のスーパーマーケットで、なんの附属品も付いていないシンプルな、「セラミックスライサー」をみつけて買ったのだが、これが大正解だった。毎日のように使っているので、セラミックの刃は所々が小さく欠けているが、三年前の購入時と切れ味は変わっていない。玉ねぎ、きゅうり、なす、ピーマンなどを、この「セラミックスライサー」で薄切りにすれば、アッという間に山盛りのサラダができあがってしまう。私のサラダづくりにこのセラミックスライサーが登場しない日はないといってもいいだろう。

 

さあ! 紫外線の強いこの季節、お気に入りの道具たちを上手に使って、ビタミンやミネラル豊富な、生野菜たっぷりの山盛りサラダをつくりましょう!

 

2012.7.2