ハンドメイドのTシャツに挑戦! オトナの女性は自分流にリメイク

ご無沙汰しております。

ギャラリーポマルの夏のTシャツのリメイクです。

普段は今回の様な平面なリメイクをあまりしないのですが、夏は手洗いをしてアイロンもかけやすい物が良いと思います。

製作前に布を手洗いして、布が縮みますが、それをプレスして、布幅を整えます。

夏のお召し着物や麻、鬼縮緬等はやはり、2~3㎝は狭くなります。それから、パターンを置き、縫製をしますと、何度洗ってもサイズの変化はございません。

もちろん、Tシャツを裏返しにしてプレスで伸ばす事は必要です。縮緬等は縮んだ分、伸縮をして伸びる布になり、これも利点です。写真の昔着物等は、色止めがされていませんので、素早く1枚のみで洗われる事はポイントです。


同じデザインで、留袖のチュニックはとても高価な布でしたので、風合いを維持する為にクリーング出しの洋服に致しました。このデザインは、なで肩の方とバストの大きい方には不向きなデザインです。

前後が同じパターンですので、リメイクされる時に前後の柄を変化させて、両面を活用されると楽しくなります。簡単なデザインですから、皆様も手作りをお勧め致します。


着物を解いていますと、手縫いの色々な方のお仕事を個性豊かに拝見できます。

美しい手縫いのお仕事もありますが、普通でも着物は出来上がっているのね?と思うお仕事もあります。ミシンに拘らず、こんな簡単なデザインでしたら、手縫いもあり(笑)ですね。

夏だからこそ、ハンドメイドのTシャツに挑戦は如何でしょうか?

写真の物は、フレンチ袖にスリットと、裾両脇にスリットがございます。

箪笥の中のシミがある着物でも、良い所を抜粋して、短い丈の物は出来上がります。写真の子供の着物のTシャツは素敵です。大島紬も渋く素敵だと思います。

プレゼントにも最適です。

ポマルもTシャツの型を増やしたいと企画中です。

また、初秋にご紹介させて頂きます。

暑い季節、ご自愛下さいませ。

 

 

 

2014.7.15