初夏に楽しむ和布リメイクの重ね着
初夏の日差しを感じる5月になりました。昨日、鏡の中の私の顔に、そばかすが沢山! 急ぎ、日焼け止めクリームを買いに走りました。日差しが怖い、お年ごろでございます。
今回は、初夏や晩夏に最適だと思うアイテムのご紹介です。古布を斜めに縫い合わせた重ね着アイテムです。Tシャツや、真夏にはタンクトップの上に重ねて頂くと、サイドの広いアームなので風通しが良く、ヒップも隠れて、サイドの布はたっぷり感があり、意外とスリムに見えます。
1番目の小紋は優美な古典柄で、タウンはもちろん気軽なパーティーにも使えます。
2番目は紗のコートからです。人気の麻の葉柄で、透け感が夏らしく、水晶等の透明なアクセサリーが初夏らしさを演出してくれます。
これらの2着とも、妊婦さんがパーティー用に購入されました。製作した私の方が、なるほどと勉強になりました。羽織から、この丈が1着製作できます。
最後のロング丈は、暈し染めの濃淡が面白いコートの反物からです。
この丈は、ワンピースとしても、裾の斜めの広がり方が素敵なのです。歩いて揺れる裾の動きに、私は大満足でした。また別の機会に、モデルさんに着て頂き、ご紹介いたします。
何れにしても、マフラーと対で購入されましたお客様から、「セーターの上にも、Tシャツの上にも、ブラウスの上にも、1年を通して本当に重宝しています〜」と。着物のシルクとデザインの魅力が冴えています。
次回は、梅雨季節の装いをご紹予定です。東北の皆さまの為にも、頑張ります。
2011.5.6