大島紬に綿を仕込んだ、オトナの暖かい冬のコート

ご無沙汰しております。

2014年、最後の着物リメイクのご紹介は、「綿入りコート」です。

写真Aのコートは縮緬の着物で製作し、写真Bの作品からは大島紬を使用しています。

作品Bのこのスタイルがヒット致しまして、今年はいろいろな方にオーダーを頂きました。

大島紬の光沢感は品格がございます。ボタン選びも、まさにこれしか無い!といえる出会いでした。作品を作る感覚のコートです。裏布を選ぶのも、お客様にとても楽しんで頂きました。

これら写真BからEまでの作品で、縮緬の着物と違い、ポイント部分に組み合わせる布は他を寄せ付けない、本場大島の独特な強い個性を学びました。

写真Aのコートだけ、絞り風の縮緬と漆の羽織の組みあわせです。裏は銘仙です。

これからも個性的なコートを沢山製作したいと思います。


皆様はどのコートがお好みでしょうか?

寒くなりました。皆様、どうぞご自愛下さい。

良いお年をお迎えくださいませ。

A.絞り風の縮緬の着物からリメイク
A.絞り風の縮緬の着物からリメイク
本場大島紬の着物からリメイク
B.本場大島紬の着物からリメイク

C.本場大島紬の着物からリメイク
C.本場大島紬の着物からリメイク
C.裏地はヴィンテージ銘仙の着物からリメイク
C.裏地はヴィンテージ銘仙の着物からリメイク

D.本場白大島紬の反物からリメイク
D.本場白大島紬の反物からリメイク
D.裏は縮緬小紋の着物からリメイク
D.裏は縮緬小紋の着物からリメイク

E.本場大島紬の反物からリメイク
E.本場大島紬の反物からリメイク
E.裏は縮緬小紋の着物からリメイク
E.裏は縮緬小紋の着物からリメイク


2014.12.18