6月の緑を愛でる!6月の緑をまとう!

♪緑の中を走り抜けてく真紅なポルシェ、、、♪

ボンジュール世代には、懐かしくそらで歌えるほど遠いあの日に口ずさんでいたではないだろうか、 山口百恵 プレイバック Part2の冒頭の歌詞。

梅雨空を眺めながら、室内で過ごす時間が多くなるこの6月に、はてさてどんなファッションフォトを選ぼうか、考えあぐていたところへ、編集長からの綺麗な色を!の一言に、”グリーン”のカラーと颯爽と赤いポルシェで何故か森を走り去る百恵ちゃんの姿が脳裏に浮かんだ。

着る”緑”というと、日本人の肌や目の色には難しいと言われがちのようだが、ときおり私は、カラー云々、理論だけで似合わない色を決めつけるのは ナンセンス!と思うことがある。

デザイン学校の学生時代 、まず初めに作業をしたマンセルカラー表の色シール貼りを楽しく苦労したこと思い出す。色相、明度、彩度、、、存在する色の整理されたシステムには、新たな可能性が見えてくる。

ファッションの上で色は、素材とカッティングとを伴って自由に奔放に羽ばたきます。

好きな色を着てみたいけど、これは似合わないと言われたことがあったりして自信がない。

そんなとき、顔のそばに組み合わせるスカーフや耳元のピアスやネックレスで、またアクセサリーをしない主義の方なら、口紅やシャドーの色をちょっと工夫するだけで、たちまち大好きな色の洋服を思いっきり楽しめるようになる。最終的には "着たい!”という強い意志が、すべてのマイナス要因だったはずのものをプラスに変えるのです。

理論上でタブーと言われていた色同士が、トレンドの組み合わせとしてファッション誌を飾る例を多く見ます。それは、先に言った明度や彩度が計算された美しいコーディネーション、 素材感やフォルムがそのウエアとマッチしているからです。これこそ、新鮮!美しい!と感じる心の成せる技なのです。

美しい花々を守る葉いろの緑を見るたびに、緑は万能の色だなと。私も今まで苦手だったこの緑色を 百恵ちゃんの歌のごとく颯爽と着てみようとほくそ笑む6月の半ばです。

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2014.6.13