プレ更年期に、大豆はパワーフード!
寒いですねー。冬だから仕方がないんですけれど、寒いのが苦手な私にとってはツライ季節です。でも、冬の空は好きなんですよ。空気が澄んでいるので、夜は星がたくさん見えるし、月の光も力強くてまぶしいくらい。朝はちょうど雨戸を開けた時に朝日が昇ってくるので、これまた強烈な光を浴びています。冬は空からの光のパワーをもらっているせいか、案外、風邪もひかずに過ごしています。
でも、寒いものは寒い。この時期は、やはり鍋が多くなりますよね。材料も切るだけでラクチンだし、カラダも温まるし。我が家も週末は鍋が多くなります。特に「豆乳鍋」が。豆乳のやさしい味と、なんといっても大豆イソフラボンが摂れるってことで、プレ更年期が気になる我々にとっては、はずせない鍋ですよね?! しかし、あまりにも豆乳鍋の登場回数が多いせいか、家族には「またぁ!」と言われてしまうこともしばしばです。
そんなとき、あるテレビ番組でスペインの「コシード」という料理を紹介しているのを見ました。これは牛、豚、鶏、生ハムなどのお肉の塊と野菜を鍋にいれ、コトコトと煮込むスペインのポトフ。他にチョリソーとヒヨコ豆をいれるのが特徴らしいです。お肉や野菜の旨味がとけだしたスープはパスタをいれて前菜に、そしてお肉はメインとして食べるんだそうです。一度で、前菜とメインの2つができてしまう手軽さと、ヒヨコ豆を大豆にしてしまおう!と思いついた私は、さっそくこのコシードを作ってみることにしました。
□■ジャパニーズ コシード■□
<材料>(2人分)
スペアリブ……4~6本
キャベツ……小1/2個
セロリ……1/2本
トマト……1個
チョリソー……4本
大豆の水煮……2/3カップ
ニンニク……2片
ローリエ……1枚
塩、こしょう……適宜
- キャベツは半分に、トマトとセロリも大きめに切る。
- 鍋に水をたっぷり入れ、スペアリブ、ニンニク、トマト、セロリ、ローリエを入れてじっくり煮込む。
- スペアリブがやわらかくなったら、大豆とチョリソー、キャベツを加えてさらに煮込み、最後に塩、こしょうで味を整える。
テレビで作っているシーンを見ただけなので、まったくの自己流レシピです。でも、スペインでも家庭によってレシピが違うらしいですよ。今回はスペアリブを使いましたが、お肉は何でもいいし、何種類でもいいと思います。ただ、骨付きのものを使った方が、ダシがでておいしいらしいです。
大豆のイソフラボンといえば、女性ホルモン(エストロゲン)と似た働きをしてくれることは、言わずと知れていますよね。更年期症状の改善はもちろん、骨粗鬆症や動脈硬化の予防にも効果があるので、女性には必要な栄養素です。ところが、私はけっこう普段から大豆製品を食べていると思っていたけど、よく考えてみると、意外にも平日は大豆製品を食べていないことに気づきました。朝はトーストとコーヒー、ランチはカンタンなお弁当とお茶。夜にやっとお味噌汁を飲むくらい? 下手すれば、まったく大豆製品を口にしない日もあるかも。あららッ。私の場合、平日は特に意識して大豆製品を摂るようにした方がいいみたいです。
大豆は、イソフラボンの他にも良質のタンパク質をはじめとした豊富な栄養素と、コレステロールを抑える大豆レシチン、抗酸化作用の大豆サポニンといった成分も含まれています。まさにパワーフードですよ。これから更年期を迎える私のカラダのためにも、この大豆のパワーもいただきです!
2010.2.15