女性ホルモンこそお肌の美容液!

先日、オフィスの配置換えがあって、私の目の前の席に20代のうら若き女子が座ってます。それからというもの、私は自分の肌が気になって仕方がない。 なぜなら、顔をあげれば、否応なしに彼女のうるうる肌を目の当たりにするわけですよ。 自分ではまだまだいけると思っていた肌も、比較対照が眼の前に現れると、現実を思い知らされます。 自分の肌にはそれなりに気をつかってきたつもりだけれど、40歳をすぎた頃からいままでのケアでは追いつかなくなってきたし。 これって、40歳前後あたりから女性ホルモンが減り始めるという時期と重なっている。 女性ホルモンはお肌の美容液だって、なにかの雑誌にも書いてあったくらいだから、やっぱり女性ホルモンが減っているってことね? あぁ、哀しいかな「プレ更年期」。なんとしても、肌の衰えをくい止めなくては!

 

そんなんで、この週末に横浜中華街に行ってきました。なぜ、中華街かって?医食同源の発想のもとの中国ですよ。なんか美肌に効きそうな食べものがありそうじゃないですか。 まずは何かおもしろいものはないかと、中国食材のスーパーマーケットへ。 ここは中国食材だけでなく、韓国や東南アジアの食材も扱っていて、ちょっとした外国気分も味わえちゃうところなのです。

 

さっそく店内で物色を開始。そしたらありましたよ、スッポンの生血ドリンクやヘビだかトカゲ入りのお酒など、ある方面には効きそうなものがたくさん。 でも私が探しているのは、もうちょっと美肌に効きそうなものなんですよね。そして、次に発見したのが「肉骨茶」。 この「肉」と「骨」の「お茶」と書くなにやら怪しげなネーミングのものは、「バクテー」と読むんですけれど、シンガポールやマレーシアの中国系のたちのソウルフードで、 骨付き豚肉の漢方煮込みスープみたいなものです。現地のガテン系労働者たちは、これを仕事の前の朝食に食べるという、まさにエナジースープ。 以前マレーシアに行ったときに、この肉骨茶を食べて、そのおいしさにすっかりハマっちゃいました。現地のスーパーで肉骨茶の「素」を買って帰ったくらい。 その肉骨茶に、ここでまた出会えるとは!

 

肉骨茶は甘草、当帰、八角、桂皮など数種類の漢方やスパイスで豚肉をじっくり煮込むのですが、なかでも「当帰」は婦人病の薬として使われている漢方で、更年期障害にもいいらしい。 こういう漢方が入っているのは、ありがたい!

 

今回は肉骨茶の素を使ったもので、基本的な作り方をカンタンにご紹介しますね。

 

 □■肉骨茶スープ■□

 

<材料>

スペアリブ 適宜

肉骨茶の素

 

1. スペアリブは洗って下ゆでする。

2. 鍋に水を入れて沸騰させ、下ゆでしたスペアリブ、肉骨茶の素を入れて、スペアリブがやわらかくなるまで煮込む。

 

 

 

私はこれに、長ネギ、白菜、しいたけなどの野菜もたっぷり入れました。今回は肉骨茶の素を使いましたが、身近なもので作るとしたら、 八角、クローブ、シナモン、陳皮、ナツメ、ショウガなどをお茶パックに入れて豚肉とニンニクとともに煮込み、しょうゆ、オイスターソース、 砂糖で味付けすれば近いものができるかな。スパイス類は、あまり煮込まずに途中で取り出した方がいいみたいです。 スパイスはカラダを温めてくれるから、新陳代謝がよくなってお肌にもいいはず。カラダが冷えるとホルモンバランスが崩れるので、 女性ホルモンキープのためにも、まずはカラダを温めなきゃ!

 

2009.11.9