閉経後のホルモン療法(Part1)

メノポーズの大豆サプリメントを飲み始めて1年、今ひとつ薬が効いている気がしない。それというのも爪の割れもなおらないし、肌の艶も快復しない、それよりも何より乾燥のせいか頻繁に膀胱炎になり何度も抗生物質の服用を迫られた。乾燥による痛みと膀胱炎になることへの心配で主人との関係もなんとなく冷めてしまっていた。

そんな時、今までかかりつけの産婦人科の男性医師が引退する事になり、50代の女性産婦人科医師に通う事になった。いままでの男性医師は子宮癌の検査で毎年1度行くだけだから・・・という理由で何となく15年間も通ってはいたものの、今ひとつこの医者とは話がしにくかった。

だが今度の女医は、素敵なデザインの待合室にはポプリの香りが漂い、診療室にはエコグラフィーやミニラボも備えてあり、子宮癌の検査も直診とラボラトリーに送る細胞培養摂取だけではなく、検診の時にエコグラフィーでも丁寧に調べくれる。それよりも、なにより相手が女性である事で性生活の問題やらホルモンの摂取について気安く話す事が出来、改めて医師とのコミュニケーションは重要な事だと考えさせられた。この医者といろいろと話をして、更年期の症状快復の為にホルモン摂取を勧められ、エストロゲン補充療法のため毎日寝る前に錠剤の「utrogestan 100m」を一錠と、ポンプタイプの腕に塗り込むクリームの「oestrogel」を処方された。

【ホルモン摂取による乳癌になる確率/50歳〜64歳の女性】(薬の処方箋記載)

ホルモン治療をしない場合には、1000人に32人が乳癌になる。

ホルモン治療を5年以上継続した場合には、1000人に34〜38人が乳癌になる。

ホルモン治療10年以上継続した場合には37人〜41人が乳癌になる。

 

【ホルモン摂取による子宮癌になる確率/50-65歳の女性】(薬の処方箋記載)

<pホルモン治療をしない場合には、1000人に5人が子宮癌になる。<pホルモン治療をする人の場合には、1000人に10から60人が子宮癌になる。

 

—そしてこの薬は、更年期となり6ヶ月以上たった人のみが各種更年期の症状快復および骨粗鬆症予防のために使用する。—と書かれていた。

私の友人マイスやアンもこれと同じホルモン薬を服用していることもあり、私も服用する事を決心した。