更年期こそ、豆乳スープでスリムなカラダづくりを!

寒い寒いといっているうちに立春も過ぎ、梅の花もほころびはじめた。季節は確実に春に近づいている。ということは、そろそろダイエットをはじめないといけません! 思いおこせば、この極寒の季節の前までの私は、もうすこし知的に食事をとっていた。ヨガ好きの知り合いから「朝食は水分だけか、せいぜい果物を加える程度にしたほうがいい」と聞いてからは、ずっと朝は紅茶と果物と決めていたのだ。その鉄則は、ある寒い朝に崩れた。冷たい果物を口に入れる代わりに、熱々のトーストを食べてしまったのだ。その日から、もう二度と果物に引き返すことはできなかった。そして、ただのトーストでは飽きたらなくなり、やれチーズトーストだの、ジャムトーストだのと、高カロリー食まっしぐらの毎日だった。寒さもストレスの一つだと考えると、私はいわゆるストレス食いをしていたのだ。一応は栄養のことも考えはするが、それよりも「寒いから」と理由をつけてはカロリーなど気にせず、美容も健康も二の次にして、食べていたのだ。

 

ある日、本屋さんでダイエットの本を時間潰しに読んでいると「パンは油と砂糖のかたまり」と書いてあり、それがグッときて、私はパン食をやめる決心をした。とはいうものの、寒い朝にはミルクティーだけではやはりもの足りない。それならば、具沢山の野菜スープを飲めば、カラダも温まり、満足感が得られるのではないかと思った。ただ汁物は塩分過多になりやすいので豆乳ベースにして、野菜と豆乳のおいしさで塩分をおさえることにした。今の季節にまずとりたい野菜は、風邪予防に白菜! 免疫力アップに効果的だ。次にとりたいのは豊富なビタミンの黄緑色野菜、カボチャとブロッコリー! というわけで、この二種類の豆乳スープを作ってみた。

 

白菜豆乳スープは白菜の葉先の緑色の部分と白い部分を分けてざく切りにし、白い部分と小口切りの長ネギをひたひたの沸騰したお湯で煮、やわらかくなったら白菜の葉先を加え、しんなりしたらエノキを加えて一煮立ちし、豆乳を入れて好みの濃度になるまでコトコト煮、粉末のブイヨンと塩少量を入れ、火を止めて、おろし生姜を入れる。

 

カボチャとブロッコリーの豆乳スープは小さく切ったカボチャと小口切りの長ネギをひたひたの水から煮て、カボチャがやわらかくなったら、茹でたブロッコリーと豆乳を加えてトロミがつくまで煮、粉末のブイヨンと塩少量を入れて火を止める。

 

白菜豆乳スープは白菜と生姜の相性が抜群のおいしさで、カラダが芯から温まり、風邪をひいたときにもおすすめ。カボチャとブロッコリーの豆乳スープは、ほんのりとした甘さで、カラダもこころもホッコリとする。

 

この二種類のスープ、野菜は勿論、更年期世代にとくに必要な大豆イソフラボンがたっぷりとれるところが魅力的!豆乳スープで、春までにスリムなカラダと美肌を手に入れちゃいましょう!

 

2011.3.19