更年期こそ骨粗鬆症にお気をつけて!

更年期のカラダの変化でなにが困るかといえば、人それぞれにいろいろ思いあたるだろう。 肌もしかり、髪もしかり、しかし私が今一番気になっているのは筋肉だ。閉経後の50代女性がホルモンの激減によって骨粗鬆症を発症しやすくなるのは周知の事実だが、60代女性の70パーセントは関節炎に悩まされているというから、これも更年期の産物か? 加齢とともに軟骨が古くなるとそのなかのコラーゲンの量が減り、だんだんと軟骨が壊れていき、 骨がむき出しになることが関節炎の原因だ。60代なんてまだまだ先のこと、と思っていたのだが・・・

 

私は数ヶ月前に、無理な運動がたたって関節炎をおこしかけた。痛みはたいしたことはなかったのだが、 医者から長時間の歩行(ウォーキングどころか散歩も)を禁じられたのは辛かった。 それでも毎日、家の中で腿に筋肉をつけるための筋トレに励んでなんとか短期間で治すことができた。

調べてみると、食品にしろサプリメントにしろ、口から摂取したものは血流に乗って全身にゆきとどくのだが、関節軟骨には血流がないため、口からの摂取では関節軟骨の栄養には不十分で修復は難しいらしい。 だから筋力をつけて、関節への負担を軽減するしかないのだ。それからは、いつも頭のなかで筋肉のことを考えている。筋肉イコールタンパク質、良質のタンパク質をいかに摂取するか・・・それが問題だ。


良質のタンパク質といえば鶏肉。アスリートの人たちのタンパク源は鶏肉だ。プロのダイエットトレーナーも代謝を促す筋肉を落とさないために、ダイエット中も鶏肉だけは食べろという。 ただ、魚に比べると脂が多いことが気になっていたのだが、鶏肉の脂は沸点が低くてヘルシーなのだそうだ。それも焼き鳥ならばもっとヘルシーだ。と、いうわけで「飲みに行こう!」とお誘いを受けたら、焼鳥屋さんへ直行することに決めた!なかでも、ヤゲン軟骨などはカロリーも低くておすすめだ。

 

人間、歩けなくなったらお終い?とまではいかないが、つまらない。おいしい鶏肉のパワーで、ガンガン歩き回れる元気なオンナでいたい、と私は思っている。

 

 

2009.12.21