更年期のトラブル対策!
突然の肌トラブルに襲われたのは、更年期に入ってすぐのゴールデンウィークだった。
ドライブから帰った私の顔と首には赤い斑点ができ、かゆくて仕方がないのだ。
それまで「強靭な肌」を誇っていた私の肌はその日以来「脆弱な肌」へと転落してしまった。
顔から首にかけて赤い発疹ができる肌トラブルの原因は、汗の過敏症。汗ばむ季節になると、帰宅後すぐにクレンジングをして、なんとかトラブルを最小限に留めようと頑張っている。おまけに、この季節になると、顔やカラダが妙にむくむ。夕方になるとふくらはぎがパンパンに張り、だるくて仕方がない。「むくみ」は、水分や塩分の摂りすぎ、栄養バランスの乱れやストレスによる内臓の疲れ、そして冷えが原因らしい。
私はどちらかと言えば冷え性なので、真夏でも冷たい飲み物は避けている。常温か温かい物を、熱中症対策もあって、喉が渇く前に摂るようにしているが、内臓に負担をかけるほど飲んではいないし、塩分は極力おさえている。
しかし、更年期に入ってからは、頭、顔、首、背中、脇、腕と、上半身にえらく汗をかくようになったので、この発汗が大いなるストレスとなって私を疲れさせ、むくみの原因になっているのではないかと思う。
私の知り合いに、汗をかくのがいやで、水分摂取量を減らしていたら、脳梗塞を起こした女性が居るが、汗をかきたくない気持ちはよくわかる。
脳梗塞にならないためにも、滝のように汗をかいて顔や首に湿疹ができようが、むくみが出ようが、水を飲まないわけにはいかない。しかし朝、鏡の中を覗いて「むくんでいる」と気づいた時の、失望感と言ったらたまらない。
早急に手を打ちたいところだ。
そんなときに、よい方法がある。
まず首を蒸しタオルで温め、リンパ腺や太い静脈をよく温め、血行を促してからマッサージクリームをつけ、耳の後ろから鎖骨まで、下に向かって首筋を伸ばすようにマッサージする。
この血行促進プラスのマッサージで、すっきりと、何食わぬ顔で、職場へ行くことができる。
もうひとつ、むくみに効果的なのが半身浴だ。
ゆっくりとバスタブに浸かりながら、首のストレッチをするのだ。ふくらはぎやアキレス腱の揉みほぐしもすれば、翌朝目覚めたときに、顔だけでなく、カラダの軽さも違ってくる。
いよいよ夏本番です。
日々のちょっとした自分への心づかいや、ひと手間かけたお手入れで、キレイを呼び覚ましましょう!
2013.7.11