更年期はキャベツを食べて体内浄化。大腸癌もこわくない!

新聞の広告欄を見ていて「ん?」と目が止まった。


新・脳内革命  春山茂雄 71歳!


恵比須のクリニックの院長だというその著者の活力のみなぎる若々しい笑顔に惹きつけられたのだ。その広告には、彼が実践して薦めるアンチエイジングのための秘訣がいくつか紹介されていた。

 

そのなかの一つ「毎日欠かさずキャベツを食べる」というところで、私は「う〜ん」と唸ってしまった。なぜなら、私の頭のなかにあるアンチエイジング野菜事典でのキャベツの位置付けは、単なる淡色野菜。だから、ビタミンやカロテンの多い黄緑色野菜の方を重要視していて、キャベツには、それほどの期待をしていなかったのだ。そういえば、癌にならないための野菜ジュースの材料には、必ずキャベツが入っていることを思い出した。キャベツへの認識の甘さをおおいに反省した私は、さっそく近所の図書館へ行き、キャベツのアンチエイジング効果について調べることにした。

ある薬膳の本に、「『気、血液、体液』の3つの巡りをよくするために最優先するべきは、胃腸に働きかけて消化吸収を促し、体内の老廃物を排出し、新陳代謝を活発にすること。そのために食べたい野菜のNO.1がキャベツ。代表的な栄養素であるキャベジンは胃腸の粘膜を守り再生する作用がある。」と書かれていた。体内を浄化して、体内の巡りをよくするにはキャベツの消化パワーが必須ということなのだ。

 

じつは、更年期以降に大腸癌になった女性が私のまわりだけで5人もいる。更年期から、とくに消化パワーが落ちて大腸癌という大病を患うことになったのだろうか。キャベツの真価を知った私は、一昨日はキャベツと鶏肉の豆乳スープ、昨日はキャベツとくるみのサラダ、今日はキャベツとホタテの蒸しもの、と毎日キャベツを食べて消化パワーの強化に努めています。

 


2011.5.20