更年期は肌トラブルがおきやすい!

ちょっとお恥ずかしい話なのだが、私は鼻の頭の毛穴の黒ずみを気にしながらも、きちんとした手入れを怠っていた。コスメ愛好家の友人に相談して酵素パックを薦められ、試してはみたものの、効果も見届けずにやめてしまったのは、何年前のことだったか?

鼻の頭の毛穴専用のパックも何度かやってみたが、肌を痛めそうでやめてしまった。

パックはシートタイプだろうが、洗い流すタイプだろうが、どうも続かないようだ。

 

しかし、外気温が上がってくると、鼻の頭の毛穴はテカりとともに目立ち始めるので、対処方法を考えざるおえない。去年までは、ピーリング効果のある洗顔石鹸を使うことで、少しはいいような気がしていたのだが、更年期のせいか、肌質が安定せず不安感があるのだ。

と言うわけで、私の鼻の頭の毛穴対策は決定打がないまま、また今年も春を迎えてしまった。 

 

じつは私は昨年から、アレルギー対策で一ヶ月に一度皮膚科に通っている。

考えてみれば、もっと早く医者に相談すればよかったのだが、なにごとも付け焼き刃でしか動かない私だ。今になってやっと思い立ち、「鼻の頭の毛穴の黒ずみを治したいのですが」と医者に伝えた。すると二種類の薬が処方された。

一つは「イオウ・カンフルローション」 と言うニキビを治す液体の薬。もう一つは「アクアチムクリーム」 と言う化膿や炎症を抑える薬だ。

洗顔の後に、朝は液体の薬の上澄みをつけてクリームを塗る。夜は液体の薬をよく振り混ぜてつけ、クリームを塗る。

 

パックと違ってただつけるだけの手軽さが、ズボラな私にはぴったり合っていた。

せっせと朝晩この二種類の薬をつけ続けたところ、一ヶ月もしないうちに効果が出た。みごとに鼻の頭の毛穴がきれいになってきたのだから、びっくりした!

美容家の草分けの故メイ牛山さんは著書の中で「春は、一年のなかで一番大事なとき。細胞の分裂や成長がさかんな若返りの季節。春に一生懸命『手入れ』をしましょう」と書いている。

手入れのポイントは正しい洗顔。日本のように湿度の高い国では、塩分や脂肪が毛穴にたまりやすくなるので、新陳代謝をよくして、肌を清潔に保つことが、最高の美容法になるそうだ。洗顔と洗顔後の正しい手入れを、今やっておくことが、一年の肌の若さに繋がるのです。

「いつお手入れするか?今でしょう!」

 

 

2013.4.30