いよいよ更年期~HRTのスタート(10)

この夏も暑さが厳しい。どこに行くにも利用する電車内の冷え方もかなりのもの。大好きなスタバも、長居防止対策?と思われるほどエアコンが強い。年齢に関係なく、女の人は真夏にこそ防寒対策が必要。そしてなるべく温かい飲み物を飲もう!と三人の娘たちとも話している今日この頃。

 

さて、新しいクリニックも二ヶ月目。前回、飲み薬から貼付薬にかえたプロデスゲンも使用し始めて2クールが過ぎた。このプロデスゲン貼付薬のコンビパッチはエストラーナより一回り大きくて貼り心地はというと、なにやらセロテープみたいな感じ。エストラーナは下腹部もしくはお尻に貼ってもOKだが、こちらは下腹部のみ。一週間に二度貼り替えればよいのだけど、はがすとシール跡がかなり目立つ。(机についたシール跡のように、こすると取れる。)二日に一度のペースで左右交替に貼り、貼っている時間が長くなると、気をつけていないと肌が強くてもけっこう痒くなる。エストラーナは迷わずお尻側に貼ることをオススメします。

 

それから、次回の検診で先生に訊ねようと思うのは、コンビパッチだと貼り始めて一週間で生理が始まってしまうこと。本来はプロデスゲンを促す期間は12日とされているのだけど、だいたい5日は早くなる。当然の流れで一ヶ月のうち21日はエストラーナを貼り、7日間はコンビパッチ、ということになり、次の検診を待たずにエストラーナだけが先になくなってしまう。これは今後、要調整!
また、プロデスゲンは開始の1~2日は胸が張ったり頭痛がしたりということがけっこうある。この辺りも不安があればどんどん訊ねることのできるドクターを探した方が良いと思う。

そして、今回ありがたかったのは新しいドクターに、大きな病院への紹介状を書いていただけたこと。地元の泌尿器科や以前のクリニックでは書いてもらえなかったのに、試しにお願いするとすぐに快諾して下さったうえ、とりにくい予約までとってくださった。膀胱炎に似た症状で血尿が出る、でもどこか膀胱炎とは違う・・・・内視鏡、エコー、レントゲン、散々やっても原因不明。でも大きな病院では、尿管に小さな石があるのを一度の検査で見つけてもらった。この半年の不調の原因が分かりひと安心!今回のことで「大きな病院との連携をとっているクリニック」というのも大切な選択ポイントの1つだとつくづく思った。

 

HRT治療の良い点はとにかく主治医ができること。薬はひと月分しか頂けないので1ヵ月ごとに自身の健康チェックをする機会が得られるということ。そして今回思ったのは、体調不良の時にネットの健康情報を読み過ぎるとネガティヴになるので要注意ということ。でもやはり、オトナの女性なら自分の身体の弱点は知ること。気になる兆候があればネットもうまく利用して(夜中は避けましょう!)いくつかの可能性を想定した検査を医者にリクエストできる程度の知識は得ておくこと。これは絶対不可欠です。

 

 

2010.8.9