「HRT療法」は、60歳、70歳、80歳、死ぬまで続けられる!

気がつくと師走、少し寒くなってきましね。このページを担当しているクミコです。「更年期」にまつわる有益ネタを少しでも多く仕入れたいと、日頃からアンテナを張りまくっております。そこに、またもや、新ネタが。友人お誘いのおかげです。彼女は「更年期と加齢のヘルスケア学会」の会員なのです。この会は、更年期の対処法や治療法を集まっては考え、また、広く啓蒙して行きたいと考えている婦人科の先生方が中心になって会員を募り運営しています。その会のセミナーに参加してきました。先週の日曜日、午後1時半から午後5時まで、あっという間の3時間半でした。今回のお話で一番みなさんにお伝えしたいのは、以下の内容です。

ある婦人科病院のドクターの「ホルモン補充療法の必要性について」の講義です。昔の女性は、閉経してからせいぜい10年くらいしか生きられなかった。しかし、現代は90歳まで生きてしまいます。なんと、これは閉経してから、40年間も生きることになります。女性ホルモンは、健康をつくる源。動脈硬化、骨粗鬆症、アルツハイマー、便秘&下痢、乾燥肌、などなど。寝たきりにならないためにも、閉経してから、死ぬまで「HRT療法」を受けることをおすすめします、と。

いままで、いろいろなドクターの意見を読んだり聞いたりしてきましたが、ここまでのお話は、はじめてでした。そうすることで、最後まで、ポジティブに生きられるらしいのです。だいたい、年齢とともに、やる気も失せて、頭もボ~ッと、背中も丸まって、老人丸出しで生きるしかなかったのですよね、今までは。そこに、この大胆な「生涯現役、生涯HRT治療法」の推奨です。思わず、閉会後、この先生に詰め寄り、さらに突っ込んでお聞きしました。例えば、50歳で閉経、60歳までなんの治療もしていなかった女性でも、「HRT療法」をはじめても良いものでしょうか?と。先生は、もちろんです。ただし、現在、動脈硬化などないかどうか、そこは検査が必須です。それさえ確認出来れば、いつスタートしてもかまいません、と。スゴイお話ではありませんか。勇気づけられます。

50代女性たちで迷っていらっしゃる方、すでに閉経してから10年くらい経過している方、これからの一生を考えて、ぜひ、行動を起こしてみましょう。まずは、ほんとうに相談出来るドクターを見つけること。そこからしか、事ははじまりません。どなたか、いい先生に巡り会っていらっしゃる方、お教えくださ~い。ちなみに、この講義の参考となるサイトをご紹介しておきます。判りやすいので、読んでみてください。

http://www.ko-hrt.jp/ 【こうレディースクリニック・江ノ島】