HRT療法をスタートするなら、40代後半からがイイ!

みなさま、こんにちは。クミコです。今年も残すところ2ヶ月を切りました。寒いかな~と思えば暖かかったり。地球温暖化の影響は、私たち世代が本来持っている、”美しくも懐かしい季節感”を壊してくれます。寂しい!

それにしても、何故こんなに早く時間は流れていくのでしょう。子育ても一段落。更年期を声を大にして騒いでいたら、あ~、恐ろしい。老年期が近づいてきました。私が、60歳なんて。だれが信じます?

さて、先日、「更年期とヘルスケア学会」に出席してきました。少しでも、有益な情報をみなさまにご提供できたらと思う、ささやかな私の努力です。今年もまた、面白いお話がいろいろ聞けました。当日、あるドクターが「日本でも10年くらい前に比べたら、HRT療法を受けられる女性が2倍近くになりました!」と、ニコニコ顔でマイクに向かっておっしゃいました。私は、思わず「お~、それはスゴイ!」と、声に出して言ってしまいました。

しかし、喜ぶのはまだ早いのです。よく話を聞いてみると、欧米では働く女性の70~80%がHRT療法を受けているらしいのです。それが日本では、なんと驚くことに、対象となる女性人口のたったの5%しか、HRT療法を受けていないそうなのです。それでも、10年前の約2倍!と言うことは、少し前まで、だ~れもHRT療法などはほとんどやっていなかったと言うことになります。専業主婦しかいなかった時代は、女性たちは自宅でうつうつと長いトンネルの中を歩かさせられていたのですネ。それも「更年期なんだから、仕方ない!」と自分にいい聞かせながらです。これって、女性としての人権を無視されているような。男性社会が女性の苦しみなんて、どうでも良くて、完全に情報操作していたと言うことです。

それが、現代、今は違います。サイトを開けば、さまざまな体験や欧米のHRT療法事情だって、調べることができます。それなのに、たったの5%しかHRT療法を受けていないなんて。こうなってくると、他人のせいには出来ませんよ。女性たちのリサーチ力、知識欲、冒険心、インテリジェンスの問題です。

40代後半から、低量HRT療法を受け続けていれば、60代、70代になっても続けられるらしいのです。 最近は、HRT療法に乳がんのなどのリスクが高いと言うデータも、見直されているらしいです。それより、老後の骨粗鬆症、毛髪薄ハゲ、シミ、シワ、などの方がよほど女性にとっては、深刻です。

と言う一方で、HRT療法に消極的な医者が多いと言うのも、日本女性にとって不幸な話です。 うっかり、とんでもない婦人科で受診しようものなら、「HRT療法なんて、必要ない!時期がくれば治ります」見たいなことを言う、とんでもない女医さんにあたったりして、立ち直れなくなりますからご注意を。

私が、知りうるわずかな人脈の中で、この先生は、女性の味方であり、HRT療法を上手く取り込んでくださると思う先生のお名前を以下に列記いたします。 よろしければ、参考になさってください。

女性たちよ、悩まないで!行動あるのみ!

◎関東地区ドクター

こう レディースクリニック/黄 宗聖 先生

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◎九州地区ドクター

野崎ウイメンズクリニック/野崎雅裕先生

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2017.11.10

更年期の症状でお悩みなら、お気軽にご相談ください。