蒸し鍋を活用して、食物繊維豊富な根菜を毎日美味しく食べよう!

とにかく根菜類が大好きな私。毎日食べたい。

単に根菜と言ってもいくつかの種類に分けられるようだ。

 

根菜     サツマイモ etc

根と葉の両方 長いも etc

地下茎    ジャガイモ・里芋・しょうが etc

直根類    大根・かぶ・人参・ごぼう等 etc

 

どれにも共通しているのは、食物繊維が豊富で栄養抜群、食べた満足感は大きくてもカロリーは低い!お料理への応用も多種多様にできること。何と言っても厳しい土のなかの環境で、身を守るために踏ん張って大きくなってきた野菜たちのたくましさ。(よく頑張ったね!と言いたくなってしまう) そのため土のなかで育った野菜は、皮を含めた外側の方に栄養分をためているそうで、皮と身の間に旨みと香りが詰まっているから皮をむやみに捨ててはもったいない。

今までごぼうのアクと思われていたものは実はポリフェノールで、抗酸化作用たっぷりの大事な大事な成分を含んでいるので、最近はあく抜きは不要と言われている。

(ごぼう茶も愛飲中)

さて、現在私は30年近く使っている蒸し鍋で根菜類をまとめて蒸して、3~4日分を保存して調理に使うことが習慣となった。

夫と二人だけの生活になってから はまっていることで、野菜を無駄にしない、こっそり調理時間手抜き?でも美味しさとレシピ応用力は格段にUPしたと思っている。

ジャガイモ・サツマイモ・里芋・にんじん・ごぼう・長いも・レンコン・大根・新しょうが等々の根菜類は皮ごと、できるだけ丸ごと蒸す。玉ねぎは薄皮をはがして丸ごと。

どの野菜も蒸して食べると甘みと旨みがかなり増すことに驚いて、ますます意欲もわいてくる。玉ねぎは疲労回復・不眠に効果・高血圧に効く等々いいことずくめの野菜で、新玉ねぎは、丸ごと蒸したら、何もつけずともそのままであまくて美味しいのも新鮮な驚きだった。 素材そのままの味を楽しめるのも、栄養を逃がさないのも蒸し野菜のメリットだろう。 とりあえずその日冷蔵庫にある根菜類を鍋に入れ火にかけ、適当な時間に卵も投入(蒸し卵も最高)最後にブロッコリーや、インゲンなどその日に必要であれば青物野菜も数分追加すればOK。

ここまでまとめてやっておけば後の料理は本当に楽に出来るのが嬉しい。 ジャーマンポテトや味噌汁は超短時間に出来るし、肉じゃがとかグラタンとか、ポテトサラダ、ごま和え、煮物でも、蒸した野菜を合わせればすぐに応用出来て数日間便利に使える。もちろんそのまま根菜類を各種ディップにつけて食べても美味しいし、蒸した大根のステーキもいつもいつも思わず「美味しいねぇ」のせりふが出てくるほどの味わいだ。

周りの女性たちに聞いてみると、蒸し器は邪魔だから・・・との理由で台所の奥深くで眠っていることが多いようだが、実際に使ってみると、かなりの便利さに気づくはず。

今の時代、電子レンジでなんでも簡単に出来て、私自身ルクエのスチームケースを使っての惣菜作りなどもかなり利用しているけれど、根菜を大量にまとめて蒸すには、レンジでは蒸し時間も同じではないので、なかなか難しいし出来もいまひとつ。

蒸し鍋からたつふんわりする蒸気を眺め、ふたを開ければ中の様子もチェック、何と言ってもこの心も体もホッコリとする感覚、そして食べて幸せな気分になれること。

どうぞ一度お試しを!


2015.7.10