アンチエージングには、やはり血流活性化!

海外出張が多いので、長時間にわたる機内の過ごし方を、否応なしに考えるようになっている。そこで、今回発見したのは、「足座楽」という逸品。昨今のリーマンショック以来、経費削減のためYクラスで渡航する私を救ってくれる優れモノ。折りたたみ式の20cmたらずの三角形の箱なのだが、ちょうど足裏の土踏まずを刺激し、足のむくみが軽減する。ウエブ上ですぐに見つかるので、ぜひお試しあれ。足裏は第二の心臓であるというから、大切にしたいものです。

 

もう一つは、骨盤矯正とリンパ刺激による肩こり解消のお話。ある有名な彫刻家がひどい肩こりに長い間悩まされていたのだが、骨盤を矯正するようなってから、常備薬の「頭痛にノーシン」が不要になったと聞いた。あれほどパンパンにはっていた鉄のかたまりのような肩こりが、骨盤矯正と腿の付け根のリンパをマッサージするようになってから、嘘のように消えたのだそうだ。実際、触らせてもらったら、やわらか~い撫で肩になっていた。つまり、リンパを刺激して血流がよくなったことで、身体の中の排毒作用が働き、肩を一切さわらずして、肩こりが治ったのだという。私もヨガで腿の付け根のリンパ箇所をほぐすため開脚姿勢をとるが、瞬く間に足のむくみと腰痛が治る。血行をよくすることで体内温度があがると、あらゆる相乗効果でプラスになるようだ。ヨイッショと座りっぱなしでいると、足がパンパンにむくむのはお尻の重さで腿の裏側が圧迫されてうっ血するからだそうだ。

 

肌の老化予防のために、化粧を落として保湿をするのも大切なのだろうが、やはり身体の血流を促すことが、肌細胞を美しく生き生きとさせる手段だと思っている。あとは、体内時計の「秒針」であるたんぱく質の新陳代謝速度が減速するのを認識して、ゆったり過ごしていこう。

 

というわけで、もっぱら機内の過ごし方は体内時計を通常の3倍強に遅らせることにした。充分遅らせることができるのだから。

 

2010.3.23