ナチュラルとオーガニックって、どうちがう?

前回御紹介した群馬県片品村の「遊楽木舎」から、またトマトとトマトジュースが届いた。まさにトマト丸ごとごっくんできる逸品だった。人生50年、こんなに美味しくて甘~いトマト“汁“を口にしたことがない。毎年予約が殺到するらしく、今年はもう購入不可だという。あまりの美味しさに、写真を撮ることも忘れてしまったので、空瓶で失礼!ナチュラルってこんな感動をくれるんだ。

 

米国大統領晩餐式で歴代三代にわたり料理長を勤めた人物がいる。マンダリンオリエンタル東京オープンで、在米20年から日本へ戻ってきた鬼才の料理人、山本秀正氏と去年から仕事をご一緒させていただいている。

山本シェフの味は素材を活かした創作料理。アメリカでマクロバイオテイックの権威、久司道夫さん自ら学び、フュージョン料理の土台を作り上げた人といっても過言ではない。代謝、免疫を高めるレシピを熟知している。

 

彼が、推薦する食材にパタゴニアの岩塩がある。 厳選した新鮮な素材の旨味を出すには塩と焼き方が決め手という。環境汚染物質ゼロのオーガニックソルト。まろやかでやさしい味がする。

 

今までの塩って一体なんだったんだ?山本シェフが自信を持ってお勧めするオーガニックソルトお試しあれ。

代謝、免疫力を高めることがアンチエイジングに必須だと信じ込んでいる私だけれど、あるコラムリストたちが集まる夕食会のおみやげにもらったものがナチュラルな“水素水とH2Oの化粧水“。活性化酸素は酸素が活性化すると体が酸化するから、体内の7~8割が水の人間には水はたしかに大切。

 

はて水素水、効能がよくて高いらしいが、どーも栓を開けられずに何日かたっている。化粧水も長年愛用している酒のすっぴん水とどれくらい違うんだろうか? だまされたとおもって、使い始めたけど、やっぱり”水“だった。

 

この2品は、ナチュラルというべきか、オーガニックとさだめるべきか。またお得意の屁理屈になってしまった。う~む。

2009.10.1