肌は、知っている

私は、食べるモノにうるさい。こう書くとグルメのようだが、そうではない。添加物や残留農薬等が気になるのである。

 

もともと、私は20代のころからお肌は敏感。すぐに肌トラブルがおきた。今でこそその理由も思い当たるのだが、その当時は、ニキビかな?なんて、 食べるものなど気にもしていなかったからバカさ(若さ)は怖いです。

40歳を過ぎてからようやく気づいたのですが、私の肌は添加物探知機なのですよ。とくに、肉がわかりやすい。鶏肉、豚肉などのたっぷり使われた料理をたくさん食べると、 翌日には吹き出モノができる。プチッ、と結構大きい。

 

最初は全く気付かず、何も気にせずに食していた。それが、気づいてしまってからは怖い。よほど吟味しないと、うっかり買い物もできない。あのマーケットのあの鶏肉は、抗生物質やホルモン剤づけとか、あの店のコロッケは 添加物が入っているとか。私の肌は、ほっといてもみんな探知してしまう。

 

よって、私は食するものにうるさくなってしまった。その素材が、どういう工程でこのようなカタチになり、ここに並べられているのか。いやでも、考えてしまう。そういうことがきっかけで、10年以上前から通販の「らでいっしゅぼーや」や「オーガニック食料品店」などで、野菜、肉、卵、牛乳などをまとめ買いする。


素材は、なるべくプリミィティブなままで食べるように自然となってしまった。出来合い食の場合は、一つでも製造工程が少ない方が良いような気がする。自宅で作る時も同じ。枝豆をゆでるだけ、きゅうりに味噌、コブだしカツオだしの味噌汁などなど。

 

これって、よ~く考えると、最近すっかり定着してきた「マクロビオティック」風ともいえる。「マクロビオティック」とは、食する「素材」が本来秘めている「気」を生かしたまま、丸ごとカラダに取り込むこと。そうすれば、気力も体力もカラダから湧き上がり、心身ともにハツラツとしていられる、というようなことらしい。

 

そうか、私が仕事と高齢出産の子育てで超忙しくても、内なる「やる気パワー」が 沸いてくるのは、この「マクロビオティック」風食生活のおかげかもしれないとも思える。かのスーパーロックスター「マドンナ」さんも、マクロ的食事にハマっていると聞いている。 パワフルウーマンにとって、「マクロビオティック」的食しかたは必須なのかもしれない。

 

みなさま、50代はまだまだ美しく、猛烈にお仕事も楽しめます。アンチエイジング的お食事のポイントは、「美食より素食」ということになりますね。

 

2009.5.1