怖いのは光老化!紫外線から肌を守ろう!抗酸化食品も摂取しよう!
トラブルのない白肌を保つ方法、それは紫外線を可能な限り浴びないことに尽きます。
そうは言っても、家の奥に引きこもっている以外、ベランダで洗濯物を干すだけでかなりの紫外線を浴びてしまいます。ちょっとベランダに出るときに、起きたままの素顔だったりしていませんか?それどころか、ガラスにUV加工されていなければ、お部屋の中に降り注ぐ陽射しだけでもかなりの量を浴びてしまいます。真冬ならともかく、それ以外の時季にたとえ家の中にいたとしても、スキンケアをせずに過ごすことはNGです。
もちろんフルメイクをする必要はありませんが、
起床したら即、洗顔→化粧水or美容液できちんとスキンケアする習慣を身につけましょう。
また、抗酸化作用の強いものを、毎朝摂ることも習慣化しましょう。緑黄色野菜入りのスムージー、大麦若葉、アサイー、濃い目の緑茶、焼きピーマンなど・・・。
それが面倒であれば、アスタキサンチン、アムラ、フラバンジェノール、アントシアニンなどのサプリメントを。
お肌トラブルの発生メカニズムは、
外的要因による乾燥→炎症→活性酸素→肌トラブル(シミしわ)
また加齢による肌老化よりも肌トラブルを加速させるのは「光老化」です。
紫外線のUV-Aが繊維芽細胞を傷つけることで深いしわやシミの原因になるというのは、一般的に南国のお年寄りの方が東北地方のお年寄りに比べてシミやしわが多いという事実からもはっきりしています。
また紫外線UV-AもUV-Bも一定の時間以上浴び続けると、体内に活性酸素が過剰に発生し肌は急速に老化します。
ここでもう一度、お化粧をする事とスキンケアをする事は別次元の話であることをしっかり頭に入れていただきたいと思います。
お化粧をするというのは身だしなみを整え、より美しくなるために行う行為ですが、スキンケアをするというのは、自分の肌の健康を守るために行う行為です。なので、「今日は外出しないからノーメイクよ♪」などと言って顔を洗ってそのまま、なんていうことは、例えて言えば、「そんなに動かないから食事をしないでいいや」などと言って断食するような事に久しい暴挙なのです。
みなさんは、40歳位にもなればシミやしわは多少あるのが当たり前だなんて思っていませんか? 決してそうではありません。それは単純に加齢からおこる老化の印ではなく、肌を健康な状態で整えておくための努力を怠り続けたツケなのです。
また、一度老化してしまった肌は、美容医療を受けないと絶対に再生できないと思われていらっしゃる方が多いという事に驚きます。
決してそんなことはありません。私たちは生きている限り常に生まれ変わっているのですから、たとえ加齢により、からだの再生メカニズムが遅く鈍くなってきたとしても、スキンケアでそれを少し早く促すことは充分可能なのです。
そのためには、まずは朝起きたら、
即!お肌を清浄にしたあと保湿する事 +抗酸化作用の強いものを毎朝摂取する事
に尽きます。
「ある年齢になると、水分だけではなく油脂分が減る事から朝の洗顔は水かぬるま湯だけで」とか、「あえて洗顔しないでいきなり化粧水をつける」という声を耳にしますが、それはスキンケアの基本を間違えています。
起床した時の洗顔にも必ず天然由来の優しい洗浄成分の石鹸か洗顔料を使いましょう。
なぜなら、小じわが増えるのは油脂不足だというのが、そもそもの勘違いだからです。
睡眠時にはどんな年齢層の人でも生まれ変わるためにからだは代謝しています。お顔の上には夜のスキンケアをした化粧水や美容液と、自分の皮脂が酸化した残骸が必ず残っているのです。その残骸は油脂由来の汚れなので、オイルか石鹸でしか落とすことができません。
どうしても油脂分不足が気になる方は、オイルクレンジング剤を使用しましょう。その際に一番のおすすめはファンケルのオイルクレンジング。きちんとお水で乳化させると、かるくゆすぐだけで余分な油脂分がお顔に残りません。
最後にもう一度、肌のケアだけがスキンケアではなく、抗酸化作用の強いもの(フィトケミカル)を摂ることもスキンケアの一環ということを頭にしっかり叩き込んでおきましょう。
もちろん陽射しの強い日に外出する際には、SPF10以上のクリームかメイク下地をしっかり塗って、帽子か日傘をさして直射日光を遮るという事も基本中の基本であることは申し上げるまでもありません。
正しいスキンケアで紫外線からお肌をきっちり守って、新たな肌トラブルをおこさない。
そして、今あるトラブルさえもしっかり改善していきましょう♪
2015.5.1