不調の原因をさぐりましょ♪

最近お肌が荒れる、お酒に弱くなった、抜け毛が多い、目が疲れる、物忘れが激しい、疲れやすい・・・なんて事を「歳のせいね」なんて思っていませんか。

 

でもちょっと待ってください、亜鉛は足りていますか?

 

カルシウムや鉄分などというミネラルの名前は良く耳にしますが、亜鉛というと「?」という方も多いのではないでしょうか。

 

亜鉛不足で味覚障害が起こることでは有名ですが、上記の様な一見すると加齢でおこりそうな症状はついつい歳のせいにしてしまいがちです。

 

でも、ある年齢でのホルモンの変化は当然のことですが、上記の不調は亜鉛不足でおこっている事も多いのです。人間の身体は加齢により多少ターンオーバーが遅くなれども、毎日毎日作られていっているものであるという事を常に頭に置いておきましょう。

 

亜鉛はタンパク質(コラーゲン)の合成にも深く関わっているので、じつは若々しいハリのある肌に必要不可欠なミネラルでもあるのです♪

 

さてさて、亜鉛というとどんな食材が思いつくでしょうか?

 

たいていの方は知っていても亜鉛が多く含まれる『牡蠣』位なのではないでしょうか。

 

じつは現代の食生活において亜鉛の摂取量は減少傾向にあり、一日の必要な摂取量とされる量をなかなか食すことができないと言われているミネラルなのです。

 

成人女性であれば1日15mgの摂取が目安とされております。特出して亜鉛の含有量が多い牡蠣なら2つですが、なかなか通年を通して牡蠣を食する方も多くはないですよね。

 

亜鉛を比較的多く含む他の食品は、ひじき、ごま、アーモンド、ココアなどなどですが、それぞれを相当量摂取しないと15mg摂取はできません。

唯一、牛肉を300g摂取すれば亜鉛の一日の摂取量に届くのですが、まあ毎日はなかなか・・・。

 

という事で、本来は食品から摂取したい『亜鉛』ではありますが、特に冒頭の症状が気になる方はサプリメントをお試しになるのもよいかと思います。

 

ただし、副作用なども気になるのでミネラル類のサプリメントはできれば避けたいもの・・・。そこで♪ 旬の牡蠣の簡単料理のレシピをご紹介させていただきます♪

牡蠣と春菊のミルクスープ

<材料>

生牡蠣 5~7個(できれば、塩水と一緒にパックされている生牡蠣を使用してください)

春菊 1/2束(葉の部分のみを使う)

バター 大さじ1/2

ノンファット牛乳 300ml

コンソメ1/2個

しお、こしょう 好みで適宜

  1. 牡蠣はザルに入れてボウルでよく振り洗いしザルに上げて、キッチンペーパーで軽く水気をきる。
  2. 熱した鍋にバターを入れ1.の牡蠣を入れて軽く炒める。
  3. ノンファット牛乳を70℃程度に温めておいたものにコンソメと2.を入れて沸騰させる。
  4. 葉の部分だけを小さめにザク切りした春菊を③に入れて煮立ったら火を止める。
  5. 好みで、しお、こしょうを加える。

 

エンドルフィンの一言アドヴァイス

加齢での不調と侮るなかれ、じつはあなたには亜鉛が足りないかもしれませんよ♪

 


2012.12.6