「秋の夜長に愛を編む」

秋もいつしか深まって、熱いミルクティがことのほかおいしい今日この頃。そして、人恋しいのは小さくなった虫の声のせいかも・・・なんて思いながら、今だんな様のセーターを編んでます。

この間ママがとっても素敵なセーターを着ていたので、どこで買ったの?と聞いたら、自分で編んだのよ、って。 えっ!もう、びっくり。あんな素敵なセーターがママの手作りだなんて。手先が器用なママをまた見直しちゃった。マンディも編みたいなら教えてあげるわよって言われたけれど、編み棒も毛糸も触ったことがなかったから、全然自信がなくて「教えて!」ってすぐに言えなかったわ。でも、どうしても編んでみたくなって、10日もたってからママにお願いしたの。

 

初心者は、まっすぐ編むだけでいいマフラーから始めるべきなんだって。でも、どうせ編むなら彼のセーターがいい!って、いきなりセーターに挑戦! 減らし目など分からないところがあると、すぐママんちに駈け込んでていねいに教えてもらっているので、自分でも信じられないくらいうまく編めているの。もうまえ身ごろは編み終わって、うしろ身ごろももうすぐ編み終わるわ。そうしたら袖を編んで・・・うふふ…、すごく素敵なセーターに仕上がりそうなので、編みながら頬がゆるみっぱなしなの。

 

ママいわく、「編み物は手先を動かすからボケないのよ。編んでいるときは、なんにも余計なことを考えないし。イライラしながら編み物をしている人っていないでしょ。それに、出来上がりを想像しながら物を作っている時って、だれだって早く完成したものを見てみたいってワクワクするでしょ」

 

今年のクリスマスプレゼントは手編みのセーター。包みを開けた時の彼の喜ぶ顔が早く見たいです。でも、ホントにマンディが編んだの?って、信じてもらえないかも。

 

ママ、編み物の楽しさを教えてくれて、ありがとう。さて、次は何を編もうかな。

 

マンディ

 

2009.11.12