「秋色につつまれて」

私、”ガーデニングでアンチエイジング”を担当しておりましたヨーコです。

秋も深まり、インドアの生活が多くなる北国、私のハンドメイドで楽しむ日々をご紹介させて頂くことになりました。手先を動かすことは脳の老化を防ぐアンチエイジング。あらためて、よろしくお願いいたします。

こちら札幌は街中が美しく紅葉し、これからやって来る厳しい雪の季節を一時忘れて、 穏やかな秋の景色に魅せられています。 庭も雪囲いを前にして、秋色の味わいある雰囲気です。

 

プロフィールにもありますが、今一番楽しんでいる「篆刻(てんこく)」をまずご紹介させて頂こうと思います。「篆刻」、あまりおなじみではありませんが、よく目にするのは「書」の片隅に必ず押してある印がそれです。石などの印材に印刀で文字や絵画などを刻したもので、東洋独特の文字芸術といわれています。

私はこのいつも書の片隅にある印をメインに、色々楽しんでいます。好きな文字や季節の言葉などを彫り、葉書の中にその印を押し、額に入れたりお便りを出したりしています。今回は3センチ弱の楕円の石に、「紅葉」の文字ともみじの葉を数枚彫った篆刻です。色づいた枝が描かれた葉書に、さっそく押してみました。篆刻で日本ならではの四季を感じて、生活に取り入れてみるのはいかがでしょう。

 

静かな秋の午後、こんな時間は篆刻の額を眺めながら温かいお茶で身も心も温まることにいたしましょう。 紅茶好きの私はポットに茶葉を入れ、ポットマットの上に置き、ティーコジーをかぶせて準備します。 マットとコジーがあると、2杯目も冷める事を気にせずにゆったりと過ごせます。 これはティータイムの必需品。 さぁ、久しぶりにマットとコジーをセットで新調してみます。 布を選び、デザインも決まり、ミシンを出して一気に仕上げましょう。

 

フェルト色違いを各1枚

キルト芯

ちょっとハデ目の裏地

刺繍糸

 

少し華やかな葉っぱをアップリケにして、新作ができました。

 

いい時間が過ごせそうです。

 

さて、音楽は何にしましょう。

窓の外は黄色の葉がときどき舞っています。

 

2009.11.5