華やかなワンピースにリメイク

月も終わりに近づきました。お盆の休暇も終わりまして、そろそろ日常の生活感覚に・・・ではないでしょうか? 今年の夏は蝉の声も遅く、最近ですよね?残暑も?異常気象が続く毎日で、体調がついていけない日々です。

 

店舗のファッションはもう初秋の色合いです。着物リメイクポマルも、少し秋物の製作を始めました。今回のご紹介は、秋のパーティーや海外からのご招待等にとワンピース点です。

最初の着物風のブラウスワンピースは、お客様の「こんな感じの着物に近いパーティー着がほしい。外人も好きだと思う」でした。パンツやスカートと、またはそのままミニ丈のワンピースとしてお召し頂けます。ベルト裏と衿の縁とインナーを華やかな総柄の着物で統一しました。インナーは個別に活躍しそうです。ベルトもマフラーとして使える幅です。このデザインを考えている時、中森明菜の衣装を思い出しました。舞台衣装にするには、もっと大胆な布配置が必要ですが。

もう点は華やかな振袖でした。昭和中期の着物です。柔らかな色合いと茶色の暈しが素敵です。背中の開き方も程良く、年代関係無く、丈のお好みと渋い着物等でずいぶんとイメージも変わります。毎年ドイツに行かれます60代のお客様から、小紋の着物で一つ大きなサイズのご要望がございました。出来上がりましたら、またご覧頂きたいと思います。

 

沢山の職人の手仕事で、着物の反物は出来上がります。優美な品格は世界に誇るものですね。

 

2011.8.26