”更年期”って言い方、だれが付けたの?

はじめまして。主婦歴35年のクミコです。これから、私の「更年期」論を書かせていただくことになりました。きょうは初めてなので、ここで少し自己紹介をさせていただきます。

短大時代に妊娠。あの頃では珍しい、できちゃった婚を実行。 親には半勘当され、夫にささえられて生きてきたはずが、気づくと我が家をささえているのは私でした。


まあ、私の長所は前向きというか、ポジティブというか。ほんと、自分で言うのもなんですが、 人生ずっとケセラセラなのです。で、そんな私にも来たんですよ、「 更年期」。

 

次々に子どもを3人産んで、40歳を過ぎたあたりから太ってきました。 何といっても、中学、高校、短大時代を通して、超スレンダー だった私なのにです。それでも楽天家には「更年期」的症状はあまり出ないらしく、せいぜい太ってきたくらい。 急にかっと暑くなリ、汗がどっと出る、ということはときどきありましたが。

 

話は変わりますが、そもそも「更年期」って、ちょっと他人様には聞かれたくないくらいネガティブな言葉ですよね。どうしてなのかしら、と考えてみました。字面がよくない、語感がよくない、意味がよくない。 だって、「さらに年齢を重ねる時期」って漢字を書くんですよ。 それに比べて「メノポーズ」の意味は、ある本で読んだのですが、「人生最後の生理の時」を言うらしいのです。 こちらの方が、すっきりしていませんか。

 

それにくらべて「更年期」は、通常45歳から55歳までの女性ホルモン(エストロゲン)が徐々に減ってくる、 女性としてしての生殖機能が少しずつ衰えてくる、その長い時間を言うらしい。これって、ある種、蛇の生殺し的ですよね。 だんだんオンナじゃなくなっていく、中途半端な10年間を言うんですもの。失礼しちゃいますよね。この「更年期」って言い方を最初につくったどこかの博士は、絶対「男性」にちがいありません。

 

それに、西洋人と東洋人の、着眼の違いも感じますね。 だれか、どこかの女医さんでも、「更年期」の日本語でのかっこいい言い方を考えていただけないでしょうか。 たとえば、「更麗期」とかね。どうです?

 

日本中の「更年期」にさしかかっている奥さま方。正々堂々、いつまでも、オンナでいましょうネ!次回はさらに言いたい放題を書きますよ、「更年期」について。

 

 

2009.9.25