秋と冬のはざまは、自分流スカーフづかいでかろやかに。
色づいた葉群れを目にして、「あ、木枯らしの季節が近づいている、、、」と気づかされた暖かな2015年 秋のはじまり。前線は、ドミノだおしの様に日本列島を駆け抜けて、気温20度を下回る朝の11月があけた。
着ごこちとバランス、似合うカラーに自分の定番をしっかりもつ私たち世代は、季節の変わりめも、天候やTPOにおうじて、迷うことなくその日のスタイルを選びとる。しかし、定番は、ときに新鮮さに欠け、行動や気分の活力へのアプローチに物たりなさを感じる。
そんなときのエッセンスあるいはスパイスとして、この季節には、プラスアルファの武器、ストールや、スカーフを味方につけよう。
(私はもうひとつ、フレグランスも。こちらは、またの機会に)
この、一枚の布は、使い方しだいでもう一枚の上着、あるいはボトム(ストールを効果的に腰まわりに巻いたりして)の役割までしてくれる。また、深い色の多くなる秋冬のウエアは、顔をくすみがちに見せる。スカーフや、スヌードなど、顔まわりにきれいな色を持ってくることで、華やかさと豊かな雰囲気をもたらしてくれる効果は大きい。そして、型にとらわれず、自分流の巻き方をみつけてほしい。(これ、結構大事!) 最終しあげの鏡のまえで、全体のバランスを見ながら色々ためしてみると、意外な発見がありますから。
ドレスアップにも、ドレスダウンにも、暖かさと新鮮さを身につけ定番な秋をフレッシュに過ごしたいと思います。
2015.11.6