HRTとのつきあい方

ポリフェノール豊富なココア。錆びない肌に効果あり。
ポリフェノール豊富なココア。錆びない肌に効果あり。

HRTスタートから二年となり、良いことずくめかというとどうだろう。エストロゲンパッチを貼付して二年。下腹部に左右交互に二日に一度貼り換え、もしくは臀部でもよいとのことではあるが・・・。比較的肌が強い私も、一年数か月を経過したあたりからさすがに皮膚がいたみ始めた。同じような位置に貼付し続けるため、どうしても痒くなってしまう。でも、こちらはだましだまし微妙にずらして、新しい位置を探して貼るしかないのだけど・・・。

 

もう一点、気を付けたほうが良いのは、「16日と12日のサイクル」である。エストロゲンパッチを16日貼ったら、その後はプロデスゲン錠剤を12日間朝晩服用。そこでまたエストロゲンパッチに戻る。(このタイミングでパッチも錠剤も在庫ゼロのはずなので定期検診に行き、処方箋をいただく。)けれど、プロデスゲンを12日飲み終わって直後か、せいぜい23日以内で生理がきた・・・という正確なタイミングは2度か3度で、あとはだいたいプロデスゲンを飲み始めて一週間とか、早いときはなんと4日目で生理がきてしまったこともある。そうなると、カレンダーにマークしていた通りにいかなくなる。プロデスゲンは飲み始めて12日間続けるのがルールだけど、生理がきたら、その時点で飲むのをやめて、エストロゲンに変えなければならない。

 

28日サイクルに微差が出始めると、手持ちのエストロゲンパッチやプロデスゲン錠剤に余りが出たり足りなくなったり、ということが起こり始める。よほどマメに手帳につけるかしないと、いったいいつ切り替えるのか間違えることが多くなってしまう。特にわたしはB型気質が強いせいか?どこか楽天的なところがあり、先日はエストロゲンパッチを5日も長く貼り続けてしまって・・・。そういう場合、どうなるかというと、とにかく子宮内壁が厚くなってしまうため、ダラダラと二週間近く出血が続くという事態が起こる。最初、5日も長く貼っていたことにも気づかず、心配になって先生に相談したところ、原因がエストロゲンパッチの期間が長すぎたことが判明。これはごく自然な現象で大して心配しなくもよろしい、とのことでひと安心。

 

けれど、エストロゲン過多は決して良いことではないので、HRTと付き合うためには、ぜったいにきっちりと何かにつけておいたほうが良いのは確か。23日の微差が必ず出るので、わかりにくくなるのと、エストロゲンパッチを貼る期間のほうが長くなり「16日と12日のサイクル」に乱れが出始めると、長い目で見ると体に良くないことは確かだと思う。

人工的なホルモンサイクルをあえて作り出しているのだから、それなりに正確に行う気持ちがなければやはり長期的に見て安全とは言えなくなってしまうから。

 

そこでオススメは、PC、携帯サイトでダウンロードできる「ルナルナ」。娘たちに教えてもらって始めて見ると、とても手軽でしかも正確! 思春期から妊活まで使えるなかなか優れもの。HRT管理にもぜひご利用ください。

 

2011.3.3