秋がくる前に、パープル
オトナをイメージするこの色について、カラーのサイトをのぞいてみると、とても面白い表記があります
確かに感じていた紫に対するイメージです。
青と赤が調和し、多様な表情が生み出されます。相反する色が共存しているため「高貴と下品」「神秘と不安」など二面性をもっています。”Iron-Color(イローカラー)より
高貴、上品、華麗、知的、神秘、神聖に対して、下品、不安、はしたない。。。まで。
ファッションとしてパープルを見るとき、着る人を両極端なイメージに演出できる色、あるいは、着る人の人生を映し出す色。。。とも言えるかもしれません。
記憶に新しいところでは、映画「華麗なるギャツビー」で、デイジーがギャツビーに再会する時に着ていたドレスは、淡いパープルのレースのワンピース。
また、ギャツビー邸のパーティーに向かう時に巻いていたファーのスヌードが、ラベンダー色だったのが印象的でした。
可憐さとゴージャスさと、デイジーの心情まで見事に表現されているドレスでしたね
こんな風に書きますと、かなり緊張感をもって身につけなければならないイメージに思えますが、しかし、紫色には、癒しの効果が高いことでも知られています。
自己治癒力を高め、心の傷をなだめてくれる癒しの紫。
経験豊富な50´sだからこその、他人にも自分にもおおらかな癒しを与える着こなしが出来そうですね。
秋を迎える前に、夏の疲れを癒すパープルの装いです。
2013.8.22