わたしの秘密の代謝法

悶々とした日々が続くと、私の心身は自ずと代謝機能がおちてくる。そんな時は、何も考えずに過ごせる日を、一日でもつくることにしている。 ストレスが凝り固まらないうちに、すぐに行動に移すから、おかげで眉間にしわを寄せる事なく、わがまま人生さながら実年齢を意識しないで楽しい生活ができていると思う。

 

私の即効代謝アップ法は、瞑想と腹式呼吸。ようするに、ヨガのウォーミングアップ編だ。

 

お尻をしっかり床=大地に着けて、頭のてっぺんが糸で引っ張られるように背中をまっすぐ、骨盤をたてる。目を静かにやわらかく閉じる。 口を軽く閉じ、鼻で息を頭の先まで一杯に吸いこみ、肺とおなかを一つの空洞とイメージして呼吸をながす。(水に浮かんで聞こえる息の音とか管楽器に流れる音)

 

緩やかに深い呼吸を続けると、次第に心が落ち着き、自分の身体の軸が感じられてくる。こうして心身のバランスが生まれる。なにも考えずにやり続けていくことで、自然と呼吸法が身に着く。

 

本来は朝の目覚め時がいいのだが、疲れて帰宅した夜でも部屋の明かりを落とし、大好きなアロマを炊きながら心身を休めている。

 

もう一つ、自己流深呼吸も併用している。鼻から肺までの吸い込みは同じ。その息をゴクッとおなかに落とす(のむという感じ)。それまでは息を止めている。 止めた息を吐く時は、唇を軽くフルート笛を吹くようにひらき、ふーっとおなかの酸素をゆっくり少しずつ押し出す。そうすると、頭と目の奥までさあ~っと血が流れるのがはっきりわかり、指先まで血がめぐり、じんじんし、身体がぽかぽか温まってくるのがわかる。 この方法で、ちょっとした頭痛や神経性の胃の痛み、目の疲れが取れてくる。(あくまでも自分だけのことだから、厚生省からの文句はあるまい。)

 

今年50歳に突入した。日本女性の平均寿命年齢の83歳を逆算して、33年しかないと思ったら、ふいに焦りを感じる。だが、あと33年もあると思えば老眼も白髪も、ケセラセラ。私の青春は終わっていないと思えてくる。

 

 

2009.7.1