下がってきた女性ホルモンをいちじく食べて補いましょう。

ある日、高校時代の友達から召集がかかり、当時同じクラスだったオンナ友達数人と飲みに出かけました。 この日はたまたま私の誕生日と重なったこともあり、みんながお祝いしてくれたのです。 そんな中、友達の一人が「誕生日のお祝い代わりに」とバッグから取り出した数枚の便せん。 渡された瞬間、なんかイヤな予感がしたのです。開けてみて、その予感はみごとに的中。「やだーっ!こんなの、まだとってあったの!」

それは、私が高校時代に彼女に宛てた手紙。まさか、こんなところで出てくるとは。 なんとなく覚えのある便せんになつかしさを感じつつも、四半世紀たって読むその手紙の、まぁ恥ずかしいことといったら。 だって、好きなオトコの子のことしか、書いていないんですよ。それも複数。 そりゃ、高校生の頃といえばトキメキも多かったのでしょうが、我ながら呆れるくらいでした。 そのまま手紙をうばってシュレッダーにかけてしまいたい衝動を抑え、彼女に手紙を返しましたが、他で公表されないことを祈るのみです。

 

 ところで、同じ仲間で集まっても、年齢とともに話題は変わりますね。高校生のころは、恋の話。 結婚して子供が生まれれば、子供の話。そして、今となっては、そろそろやってくる親の介護と更年期の話。 この日も、お約束のように更年期の話題になり、「私、来てるのよ、更年期」「私もよ、なんか顔だけが、 カーッと熱くなるの」「それ、ホットショットよ」「え?!ほんと!」などといった会話から始まり、 やがて宴はそれぞれが感じている不調を訴える場と化したのでした。

 

でもね、更年期症状があるといっても、まだ私たちはプレ更年期世代。 確かに卵巣機能が衰え始める時期ではあるけど、個人差もあるし、ストレスによる自律神経の乱れからくる不調もあるそうです。 そこで、今回は甘いものでリラックス。高校時代のトキメキを思い出しながら、チョコとシナモンのマフィンを作ってみました。

 

□■いちじくとチョコのシナモンマフィン■□

材料(4コ分)

ドライいちじく............ 80g

ビターチョコレート......... 30g

バター(食塩不使用)......... 60g

砂糖............ 50g

卵............ 1個

薄力粉............ 85g

ベーキングパウダー ............ 3g

シナモンパウダー ......... 小さじ1

牛乳 ......... 40cc

マフィン用カップ ......... 4個

 

  1. いちじくは1.5cm角、チョコレートは1cm角に切る。
  2. 薄力粉、ベーキングパウダー、シナモンパウダーはあわせて、ふるっておく。
  3. ボールにバターと砂糖を入れ、白っぽくなるまで混ぜる。
  4. 3に溶いた卵を少しずつ加えてよく混ぜたら、粉類をふるいながら入れ、切り混ぜる。
  5. 少し粉気が残っているところで、いちじくと牛乳を入れ、生地が均一になるまで切り混ぜる。
  6. 5をマフィン用カップに入れ、180度のオーブンで25~30分焼く。

 

いちじくには、女性ホルモンに似た作用をする成分が含まれているそうですよ。ただの甘いマフィンではありません その辺はちゃんとおさえていますよ~。他にも、鉄分やカルシウム、カリウムなどのミネラルが豊富ないちじくは、女性にはうれしい食べ物ですね。 ところで、高校生の頃はトキメキしまくっていたわけですが、最近トキメクことが減ったのは大人になったからなのか、女性ホルモンが減ってきているからなのか。 これって、やっぱり関係があるんでしょうかね?

 

 

2009.12.21