「骨粗鬆症」にならない、秘訣がある!

こんにちは。メノポーズに関心の高い方々、今年の夏は暑かったですね。ホットフラッシュがある女性には、ほんとうにつらい季節でした。以前にも、書きましたが、更年期以降の女性たちの最大の敵は、「骨粗鬆症」!!!です。

つまり、骨折して、背中が曲がる!大腿部骨折で寝たきり、死に至る!です。

http://www.8020.ne.jp/shisyu_4.html 歯周病予防研究会より
http://www.8020.ne.jp/shisyu_4.html 歯周病予防研究会より

街を歩いていても、ご年配女性の、3人に1人くらいは、背中が曲がっておられる。

お顔は大変美人で知的なおばあちゃまなのに、背中が曲がり、押し車がなければ歩けない。こんな光景をみなさまは、毎日、街角で見かけていらっしゃると思います。あれは、我々の、ちょっと先の未来でもあります。10年後、20年後と迫ってくるあの肉体的ハンディキャップを回避するには今、我々50代女性に出来ることは、何かしら!と、オンナ友達が集まると話しています。最近も、83歳の夫の母が、大腿部骨折で入院しました。ほらね!です。

これほど、医学も進歩しているというのに、答えを変えられないというのは、何故?

もう、社会的にも終わってしまったバアバアたちの腰が曲がろうが、整形外科は儲かるわけだし、社会の経済には何の影響もないから、たぶん、どこの研究者もまじめに追求しないのではないかと。この話は、考えただけでも腹立たしく、ひとりで、いつもブツブツ言っているのです。それが、とんでもない朗報が、聞こえてきました。みなさ~ん、「エクオール」ももちろん大発見ですが、それより、もっとスゴイ!

http://www.dent8020.net/p04.html 歯の病気と健康より
http://www.dent8020.net/p04.html 歯の病気と健康より

ついに、女性が「骨粗鬆症」になりやすい仕組みが解明されたのです。慶応大学などの研究チームがマウスの実験で突き止めたのですって。

でかした!よくぞやってくれました!女性は閉経を迎えると、女性ホルモンの一種エストロゲンの分泌が一気に減ってきます。このホルモンが減ることで「HIFIα」というタンパクの働きが急激に高まってくるらしいのです。どうも、このタンパクが悪玉らしい。マウスを使った実験で、閉経後でこのタンパクが増えているマウスでは、大腿骨の骨密度が、閉経前よりかなり下がっていたとか。しかしこの悪玉タンパクをつくれないように操作したマウスでは、実験の結果、骨密度が下がらなかった!らしいのです。さらに、さらに、この悪玉タンパクの働きを止める薬を閉経後のマウスに与えると、なんと閉経前より、骨密度が上がったらしい!信じられます!奇跡です!バンザイ!これで、これから未来の女性たちは救われる!ノーベル医学賞をさし上げたいくらいです。

老いつつあるオトメたちよ、あと、数年骨を鍛えて待ちましょう。