カラダの声に、耳をかたむけて

毎日美味しいもの召し上がっていらっしゃいますか?

 

「そんな贅沢ばかりできないわよ!」

 

なんて声も聞こえてきそうですが、

 

そんな方は美味しいもの=高価なものと考えていませんか?

 

「本当に美味しいと感じるものは、その時に身体が必要としているものである」とも言われております。 もちろん、三ツ星レストランのお食事ならどなたが召し上がっても美味しく感じるかもしれませんが。

 

中年の男性が良く「若い頃ほど肉類が食べたいと思わない、むしろ魚がいいかな」などと言っているのを耳にしますが、身体が要求しなくなっているわかりやすい例だと思います。

 

女性は男性ほどに好みの変化がないにしても、身体の声に耳を傾けてみてください。
「豆類なんて嫌い」だったのに、「豆のサラダって美味しい」と感じるかもしれません。
お刺身が大好きだったのに、煮魚の方が美味しいと感じることもあります。

 

そんな時は、その食べ物を身体が必要としているのです。

 

家族の好みに合わせて一緒に召し上がるのは夕食だけにして、朝やお昼は自分の身体の声に耳を傾けて、本当に今、美味しいと感じるものは何か探してみるのも楽しいと思いますよ。
忙しさにかまけて、「お腹がいっぱいになるだけでいいや」などという気持ちで食事を積み重ねていくと必ずしわ寄せはやってきます。
とうぜん、更年期が早まったり、その症状が重くなったりする可能性も高くなります。

 

また、身体に良いから美味しいと感じなくても食べる、ではせっかくの楽しい食事の時間がつまらないものになってしまいます。

 

ほんの5分間、朝の身支度のバスルームの中、移動中の電車の中や車の中、ふと「今日は何が食べたいかな~」とご自身の身体とコミュニケーションをとる練習をしてみましょう。
きっと新たな発見があるはずです♪

2009.0902