ながらでアンチエイジング

なんだか知らないけど、毎日、毎日、忙しい。朝目覚めると同時に布団の上でグーっと伸びをして、息をはきながらアキレス腱を片脚ずつ伸ばし、背骨ストレッチ。 腰に疲れが残っていると感じたら、いったん正座をしてから上半身だけうつ伏せ状態になりヨガの「猫のポーズ」をとる。

 

太陽礼拝のポーズ

起き上ってトイレへ行きベランダの窓を開けたら、外の景色を眺めながら大きな鏡の横に真っ直ぐに立ち、 大きく息を吸ってヨガの「太陽礼拝のポーズ」をゆっくり2~3回とる。

 

横に置いた鏡で姿勢とからだの柔軟さのチェックをするのだが、毎朝からだに「太陽の気」を入れることがアンチエイジングはもちろん、 メノポ(更年期)対策にも重要だと思う。

 

水をコップ1杯飲んだら、最近入手したペットボトルの飲み口を大きくしたような形の頬のリフトアップグッズを口にくわえ、 エクササイズ(頬を膨らませたりへこませたり)をしながらフローリングワイパーをサーッとかける。

 

着替えて、洗顔したら顔についた水を掌で肌にギューッと押し込みながら、再び頬のリフトアップグッズを口にくわえ、 エクササイズをしながらお湯を沸かし、化粧ジェルをつけ、エクササイズをしながらミルクティーの用意をし、パンをトースターに入れる。

 

ふたたび、大きな鏡の横に立ち、こんどは腰に手をおいて腰を前後させたり回したりするのだが、 リフトアップグッズを口にくわえ、タコのような顔をフグのように膨らませたりしながらである。

 

朝食は、「この頃、顔色が冴えないのは気温のせいですかネェ」などと卓上用の鏡で肌や顔色のチェックをしながらとる。 朝食を終えたら歯を磨くのだが、浴室の入り口の扉の所へ置いてある青竹を踏み、なおかつ足首の引き締めのために青竹の上で足をシーソーのように上下させながらである。

 

この足のシーソー運動は、片手で浴室の入り口の上の枠のところを持ち、からだのふらつきをおさえながらするのでこの場所が良いのだ。 これをやると必ずトイレに行きたくなり直行するのだが、トイレの便座に座ったらすぐさま顔ヨガをする。 この顔ヨガはもちろん顔のリフトアップのためなのだが、首や指先の神経も使うせいか、お通じの速度アップにもなっているから一石二鳥。 腸の健康はアンチエイジングの要(かなめ)なのだから。

 

トイレから出たら、大急ぎでお化粧をして(これは集中力が必要なので、ながら作業はできない) 朝食の食器を洗い、生ゴミを左手にバッグを右手に持ち、起きてから1時間半以内には出かける。ああ、忙しい、忙しい。

 

 

2009.10.1