自分を磨いて、やさしいひとになる!

このあいだテレビを観ていて、ドキッとした。「氷の微笑」の女優、シャロン・ストーンが年下の男性トップモデルとビーチで戯れている写真が3枚公開されていたのだが、そのどれもが「有名ブランドのポスター?」と思わせるほどカッコイイ! さすが、ハリウッド女優とトップモデルのカップルだ。

シャロン・ストーン
シャロン・ストーンと27歳の恋人とのツーショット写真:FameFlynet/アフロ

なにがスゴイって、シャロン・ストーンは54歳、彼はなんと彼女の半分の27歳!「私だったら?」と考えてみると、息子ほど歳の離れた男性と互角に恋ができる、心意気がスゴイと思うのだ。その心意気は、手入れの行き届いた肌と髪、磨きあげられ、シェイプアップされた肉体の自信に裏打ちされているのだろう。

 

それにひきかえ、最近の私ときたら、肌や髪の手入れは必要最小限しかしていないし、カラダだって磨きあげるどころではなく、オバサン体型にならないように、ギリギリの所でセーブするのがせいぜいなのだ。あのテレビを観て何日も経つのに、笑顔で恋人とはしゃぐシャロン・ストーンの輝くような美しい姿が瞼に焼きついて離れない。羨ましいというよりは、同じ50代女性として、称賛したい気分なのだ。

 

べつに私はハリウッド女優でもないのだし、自分の半分の人生しか送っていない男性を恋人にしたいとは思っていない。だいたい、男性に頼られるのはどうも性に合わないようで、やさしくできない。ただの友達で14歳下の男性がいるのだが、ときどき甘えたことをいって来るので、そういうときには無視することにしている。百恵ちゃんじゃないが「私、あなたのママじゃないのよ!」といいたくなってしまうからだ。精神的にも肉体的にも経済的にも自分に自信があれば、きっと年下の男性に対してやさしくなれるのだろうが・・・

 

ラジオで聴いた話だが、松田聖子さんは周りの人たちや後輩たちに、いつも気配りをする、とてもやさしい人なのだそうだ。これは彼女のプロ意識の高さからの行動なのだろう。彼女は、最近年下の男性と再々婚をしたが、これも努力家で自信家の彼女だからこそ、成せるわざなのだと思う。余計なお世話だが、きっと彼女は、離婚もさらりとできるのだろう。自分をとことん磨いて自信をもつと、ひとはやさしくなれるということか。

 

シャロン・ストーンや松田聖子さんのプロ意識には勝てませんし、争う気持ちもありませんが、一般ピープルの私たちも、自分磨きに精を出して自分のアイデンティティーに自信を持ちたいものです。自信家にはならないほうがいいが、外面的にも内面的にもそれなりの自信を持って、やさしいひとになりましょう。そうすれば、きっといいことがありますよ!

 

2012.7.25