糖化を抑えて、老化防止!

少し前まで老化の原因になるのは「活性酸素」といわれていたが、この頃は、それに加えて「糖化」に注目が集まっている。

どうも、老化の真犯人は「糖」らしい。若い人やアスリートは糖から瞬発的なエネルギーを生み出しているが、50歳を過ぎるとその必要性があまりなくなり、糖が余ってしまう。

老化は、この余った糖が引き起こすもの。活性酸素と糖から生まれた老化促進物質は特にコラーゲンと結びつきやすく、抜け毛や肌のハリが失われ、骨は折れやすく、血管は脆くなり、動脈硬化やさまざまな病気の原因になる。だから、50歳を過ぎたら糖分や糖に変化する炭水化物は極力控えるべきなのだ。

パン

しかし、私は炭水化物が大好き。甘いお菓子の類は、遠ざけることもできるのだが、お煎餅は時々無性に食べたくなるし、果物も大好き。野菜の中でも、カボチャ、じゃがいも、トマトといった糖度の高いものが特に好きだ。そして、なにより好きなものがパンである。ご飯もパスタもラーメンもうどんも、無ければ無いで済ますことはできる。しかし、パンだけは、どうしてもやめられない。

「私の糖化は止められない」と最初は諦めていた。けれど、やはり気になって、次々に出る情報を読み捲っているうちに、なんとか突破口を見つけることができた。

私流の考え方として「炭水化物ダイエットや低インシュリンダイエットと同じようなもの」と位置づけ、炭水化物の中でもやめられないものは、量や食べ方を工夫することにしたのだ。

糖化を抑えるには、血糖値が高い時間を短くすることや、血糖値の急激な上昇を抑えることが大切。精製された穀類より食物繊維の豊富な穀類を選び、たっぷりの野菜やたんぱく質、良質な油を組み合わせるとよいのだ。

お煎餅などのお菓子は職場の休憩時間にだけ食べる。果物はポリフェノールが豊富な、リンゴとブルーベリー以外むやみに食べない。野菜の中でもカボチャやじゃがいもは少量食べる。

そして、パンは、全粒粉やライ麦のものにオリーブオイルをたっぷりかけることで、血糖値の上昇を抑えることに。夕食は、高たんぱく低糖質にしたいので、主食を豆腐や納豆にしている。また、これまでの夜食の定番、大好きなトーストもやめ、小腹がすいたときは、ゆで卵やホットミルクで小腹を満たすことにした。

しかし、この食事形態はまだ始めて数ヶ月しか経っていない。習慣となるまでは、もう少し時間がかかりそうだ。ダイエットと同じように慣れてしまえばよいのだが、やはりネックはトーストか・・・?

がんばります! 

 

2014.1.9